ニチケイ卒業生の就職体験記

求めていたのは、人と出会える仕事

日本生命保険相互会社 S. Y.

2014年 経済学科卒業

自己分析がきっかけで、金融業を目指すように

 現在、生命保険会社の営業部に所属しています。僕は、1年生のころからインターンシップを体験したり、セミナーに参加したりと、ニチケイの就職支援プログラムを積極的に活用してきました。実際、金融関係の仕事に就きたいと思うようになったのも、「キャリア形成論」の授業で行った自己分析がきっかけでした。
 自己分析では、なぜあのときあのように行動したのか、あのように感じたのか、ターニングポイントは何だったのか……と、自らの過去を遡っていきます。その結果、僕は成長意欲が強く、人と接して話すことで成長するタイプだということが分かってきました。では、さまざまな人に出会う機会に恵まれる仕事は何だろうと考え、金融業を目指すようになったんです。こうして、自分が潜在的に求めていることを見極めた上で就職活動に向き合えたことは、とても良かったと思っています。
 就職活動では、とにかく多くの先輩に会うことに力を入れました。直接の先輩はもちろん、そこからのつながりで、企業の社長さんや自ら起業した方にお会いしたことも。延べ50人ほどの方にお話を伺ったんですが、これはものすごく勉強になりました。説明会などのオフィシャルな場でのお話ももちろん興味深いのですが、そこで耳にするのはほとんどが成功例です。一方、個人的に聞かせていただくお話には、社会で働くことの難しさや厳しさが垣間見られ、夢だけ抱いていてはだめだと、社会人としての心構えを養うことができました。

ゼミ活動で体得した、人と人との関係づくり

 ゼミでは、経営管理の領域の一つ、ヒト・モノ・カネの「ヒト」に着目した「人事労務管理論」を学びました。企業の人事において、どのように人材を育成し、動かしていくべきかを考察するわけですが、ゼミ自体も、先輩が後輩を育成し、動かしながら、研究成果をまとめていくという形で運営されているんです。そのため、2年生の頃は先輩からいかに学ぶかを、3・4年生になるといかに後輩のモチベーションを高めるかをいつも考えていました。
 社会人になって気付いたのは、こうした学びは、人事に限らず、すべての仕事において生かされるということ。営業部での仕事も、やはり人と人との関わりの中で進めていかなくてはなりません。僕自身、日々営業職員の育成・指導に当たっています。なかなか思い通りに進まないこともありますが、そんなときは、ゼミで学んだこと、これまで経験してきたことを結集して、どうすれば自分が相手の役に立てるのかを考え抜きます。それが成果につながったとき、仕事の面白さを感じます。

4年間で何か一つやり抜くことが、強みになる

 就職活動は、一つの出会いです。僕も、たくさんの企業を訪問し、多くの面接官にお会いしました。そんな中、今の会社の方に出会った瞬間、「こういう社会人になりたい」と素直に思えたんです。お話ししやすかったのはもちろん、人との関わりを大切にされていることが伝わってきて、強く惹かれました。実際に入社してみて、今もその印象は変わっていません。どんなところに魅力を感じるかは人それぞれですが、尊敬できる人が身近にいる環境で働けるのは、とても幸せなことだと思います。
 いざ就職活動を間近にすると、いろいろと考えるところがあり、悩むことも少なくないでしょう。でも、大学時代は自由な時間が多い時期。勉強でも、サークルでも、アルバイトでも、4年間で何か一つ熱中できることを見つけ、「自分はこれを頑張りました!」と言えるものを持ってください。その自信とそこに至るまでのプロセスで得た経験とが、他の人にはない個性となり、きっと面接官に伝わります。さらには、社会人になってからも心の支えになると思います。

Profile

経済学科卒業
福祉・労働プログラム専攻
岩出博ゼミ所属

2017年春にインタビューしました。
関連リンク

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