産業経営研究所 所長からのメッセージ

 日本大学経済学部・産業経営研究所は、1954年に設立された税法研究所をその前身としています。その後、経済学部の主に産業経営学科に所属する教員の研究活動を一層促進•助成することを目的として、1977年に改組され現在の名称となりました。本研究所は、産業•経営・会計分野を中心とする実証研究および調査を広く実施してきました。
 本研究所では、経済学部教員を中心とした研究グループによる研究プロジェクトを実施するとともに、産業・経営分野の外部の研究者・専門家を講師として講演会等を開催しております。これらの研究成果や講演会は、研究者・学生はもちろん、一般の方々にも公開されており、現代における我が国の各産業の動向や特色、および問題点を明らかにするものとして高い評価を受けております。
 現在、本研究所では①産業経営動向調査研究、②産学連携による研究、③産業経営一般研究、の3分野の研究プロジェクトを募集し、いずれかの分野から毎年2件を採択しています。近年では、企業の人材確保・育成、公会計改革、企業組織の倫理風土、ビッグデータ、産業政策と経済厚生、起業家の養成・再教育、といった多様なテーマを研究対象としてきました。
 本研究所で実施された上記の研究プロジェクトは、学術界はもとより実業界にとっても大いに意義のあるものと考えております。グローバル化に対する疑念が噴出したかに見える現在の世界の中にあって、社会構造の変化をふまえて、今後の産業・市場・企業の行方を冷静に検討することは、社会のあらゆる部分において必要とされています。本研究所の活動の成果が、そうした社会の要請に応えうるものとなるよう望んでおります。
日本大学経済学部産業経営研究所
所長 古庄 修