言葉の構造・成立を考察する

テーマ
言語と思考

笠貫ゼミ

分類
教養研究
担当教員
笠貫 葉子 Yoko KASANUKI
ゼミの内容
  • 人の思考・感情・行動
  • 教育
  • 文化
  • 言語
ゼミの特徴
  • じっくり研究型
  • グループワーク型

Q. ゼミではどんなことを研究していますか?

認知言語学では、言葉は、人間が世界をどのように捉えているのかという思考のあり方を反映したものと捉えます。本ゼミでは、そうした視点から普段何気なく使っている「言葉」について、なぜそうなっているのかを考えていきます。メタファーなどの比喩表現についても、単なる「言葉のあや」と見なすのではなく、なぜそのような表現が生まれるのか、概念レベルで考察していきます。文化による言語表現の違いを見るために、日本語と他の言語(主に英語)を比較することもあります。

Q. ゼミの様子は?

2年生は「認知言語学」という学問分野の基礎を学びます。テキストに沿って基本的概念を身に付けていきますが、 身近な言語表現を例に取りながらディスカッションなども行います。

3年生は主に比喩に焦点を当て、特に「メタファー」「メトニミー」について考察を深めます。

4年生は各自の関心あるテーマを選び、研究論文を執筆します。全学年を通し、少人数ならではの、教員によるきめ細やかな指導と、ゼミ生の活発な議論を基本としています。

Q. ゼミの特徴は?

活発に発言しやすい、和やかな雰囲気が特徴です。少人数の利点として、一人ひとりが発言の機会を多く持ちやすく、人前で話すことが苦手な学生も、ディスカッションや発表を通して自然に慣れていきます。

これまでの卒業論文・研究論文のテーマ例
  • 「お笑い」についての認知言語学的一考察
  • J-POPの歌詞におけるメタファー表現分析
  • ジョークの創造について
  • 漫画に見られる特徴的表現について
  • 動物を用いたメタファーについて

1年間の主なイベントスケジュール

04~05月 新ゼミ生歓迎会(食事会)
08月 夏合宿(2~4年生合同)※年度によって変更
03月 卒業生送別会(食事会)

OB・OGの就職業界TOP3

サービス事業(税理士・会計士・コンサルティングなど)
公務(省庁・地方自治体・警察・消防など)
その他

学生へのメッセージ

言葉について考察を深めると、そこに反映されている私たちの物事の捉え方や言葉の持つ力に気付くことになります。そうした「気付き」を面白いと思える、実学だけに偏らない知的好奇心を持つ学生たちと出会えることを願っています。

研究成果

認知言語学の枠組みにおいて、主に比喩について研究しています。比喩には、メタファー、メトニミー、シネクドキなどさまざまなものがありますが、そのような比喩がどのように生まれ、どう関わり合っているのかを考察すると共に、多義語における中心的な意味をどのように捉えるべきかを比喩との関わりの中で考察し、英和辞典の執筆も行いました。この執筆経験を踏まえ、認知言語学的視点からの外国語教育・学習への貢献にも関心を寄せています。

→日本大学 研究情報データベース


教室でのディスカッション風景


夏のゼミ合宿にて