統計から社会への理解を深める

テーマ
国際統計研究

川﨑ゼミ

分類
専門研究>経済学科>社会経済プログラム、国際経済プログラム
担当教員
川﨑 茂 Shigeru KAWASAKI
ゼミの内容
  • グローバルな課題
  • 地域
  • 数学・統計
  • 社会の仕組み
  • 経済の仕組み
ゼミの特徴
  • じっくり研究型
  • グループワーク型

Q. ゼミではどんなことを研究していますか?

世界には豊かな国も貧しい国もあり、幸い、日本は豊かな国の一つです。世界にはどうして豊かな国と、貧しい国とがあるのでしょうか。日本の豊かさはどのようにして実現され、それは今後も維持できるのでしょうか。貧しい国はどうしたら豊かになれるのでしょうか。

このゼミでは、このような問題意識を持ちながら、日本と世界の国々の社会・経済のさまざまな課題について、統計データを用いて研究します。ゼミ生には、研究を通じて、われわれの暮らす日本と世界について知識や理解を深め、幅広い視野を持ち、それを基礎として社会で活躍してほしいと思っています。

Q. ゼミの様子は?

各回ごとにゼミ生が交代で発表を行い、それについて全員で議論します。初めは無口な人も多いですが、回を重ねるうち、積極的に発言できるようになっていきます。

時期によってはグループ研究の発表も行います。発表のテーマは、初年度(2年生)では、世界経済の発展過程を展望する本を主な素材とします。2年目(3年生)では、各自で関心のあるテーマを選んで発表し、その過程で卒業論文のテーマを決めていきます。最終年度の卒業論文は、就職活動の合間を縫いながら、主に個別の指導を行います。

Q. ゼミの特徴は?

毎回、ゼミ生からの発表を踏まえて、議論を行うようにしています。また、テーマに応じて、ゼミ生の理解の助けになるよう、私から解説も行います。ゼミでは、客観的に議論を展開できるように統計データの利用に習熟することを目指し、できるだけパソコンを利用できる教室を使用しています。

これまでの卒業論文・研究論文のテーマ例
  • 鴻海精密工業の将来
  • キャッシュレス社会が国民に与える影響
  • 地球温暖化対策の経緯と現状
  • Infrastructure and Trade in Mekong Economic Region(メコン経済圏の社会基盤と貿易)
  • 待機児童問題とその解決方向
  • 広告業界のブローバル化

1年間の主なイベントスケジュール

夏休み ゼミ合宿(グループ研究・レクリエーション)
11月 4年生による卒論中間報告会(2・3年生も全員参加)
春休み 新ゼミ生の懇談会

OB・OGの就職業界TOP3

流通業(商社・百貨店・量販店など)
サービス事業(税理士・会計士・コンサルティングなど)
金融業(銀行・信用金庫・証券など)

学生へのメッセージ

今日の世界の社会・経済は急速に変化しており、それに伴い、既存の知識だけでは理解や説明の難しい現象や課題が続々と出現しています。このような変化の激しい時代には、授業でさまざまな専門分野の知識を学ぶだけではなく、それを現実の現象に適用して課題を分析し、解決策を考えてみることが必要です。そうすることによって、学んだ知識が生きたものとなります。

私の担当するゼミでは、日本と世界の社会・経済で起こっているさまざまな現象の背景や将来方向を分析することを目指し、ゼミ生が自分で興味のある課題を見つけ、それに取り組んでいきます。知的好奇心の高い皆さんの参加をお待ちしています。

研究成果

私は、これまで約30年間にわたり、国や国連の統計機関において社会統計、経済統計の分析を行ってきました。その中で一貫して追及してきたテーマは、世界の国々の社会・経済の国際比較です。現在、GDP(国内総生産)を国際比較するための指標として、「購買力平価」という統計が広く用いられるようになりましたが、私は国連に勤務していた時期にその統計の開発に携わりました。

現在は、日本の人口の高齢化が社会・経済に与える影響、それに伴って必要とされる対策について研究を行っています。高齢化の問題は、日本だけではなく多くの先進国が共通して抱える問題です。このテーマについても、国際比較を通じて日本と世界の課題をよりよく理解し、分析したいと考えています。

→日本大学 研究情報データベース


ゼミ授業風景


ゼミ合宿の風景(平成28年9月、筑波山)