時代による仕事・家族の変容

テーマ
仕事と家族の社会学

小笠原ゼミ

分類
教養研究
担当教員
小笠原 祐子 Yuko OGASAWARA
ゼミの内容
  • グローバルな課題
  • 人の思考・感情・行動
  • 文化
  • 社会の仕組み
  • 福祉・労働
ゼミの特徴
  • グループワーク型
  • フィールドワーク重視

Q. ゼミではどんなことを研究していますか?

現在の日本社会は、一方では展望の見えないフリーターやニートの増加、他方では過酷な長時間労働にあえぐ正社員の存在、そして両者の間の格差の拡大が問題になっています。また、モノを所有し物質面で生活を満足させるよりも、自分の生き方を重視し精神的な充足を求める声も高くなってきています。働くこと、生きることの意味が問い直されていると言えるでしょう。本ゼミでは、このような時代に求められる仕事と家族の新しい関係について研究しています。

Q. ゼミの様子は?

授業の前半は、担当学生2人がペアになってレジュメを用いながら発表をします。後半は、発表者への質問と、発表者があらかじめ考えてきた2~3の論点について、ゼミ生同士でディスカッションを行います。活発な意見交換を促すため、発表者は、事前に参考となる資料やデータの予習を、他のゼミ生へ呼びかけておきます。

Q. ゼミの特徴は?

3年生の前期には、グループで調査を行います。まず、調査計画書を作成し、それに基づきフィールド調査を行います。質問紙調査やインタビュー調査が多いのですが、中には成田空港で外国人観光客へ突撃インタビューを行ったり、何のつてもない、ただ本で読んで知った企業にアポイントを取って話を聞いたり、地方再生の研究の一環で過疎地を訪ねたりなど、ユニークな活動を行うチームもあります。

これまでの卒業論文・研究論文のテーマ例
  • 林業再生と若者の就職
  • フリーターの就業意識
  • 若者の結婚観
  • シングルマザーとシングルファーザーが抱える問題
  • 待機児童問題
  • 母親の育児困難

1年間の主なイベントスケジュール

06月 フィールドワーク
08月 夏合宿
11月 ディベート大会・上級生による就活ガイダンス
03月 卒業生送別会
02月 新ゼミ生歓迎会

OB・OGの就職業界TOP3

金融業(銀行・信用金庫・証券など)

製造業(食品・衣料品・自動車・薬品などのメーカー)
公務(省庁・地方自治体・警察・消防など)

学生へのメッセージ

小笠原ゼミでは、急いで結論を出すことを目的とせず、広い視野に立っていろいろな角度から問題に光を当てることを重視します。そのため、歴史的経緯を探ったり、日本と諸外国を比較したりして、問題の普遍性および多様性についてじっくり検討します。ゼミ生が互いに学び合い、「ゼミのビフォアとアフターでこんなに違う!」を目指して切磋琢磨しています。

研究成果

家族と労働について、ジェンダーをキーワードに研究しています。例えば、共働き夫婦の生計維持分担に関する研究では、働くことの意味に着目して雇用と生計維持を区別し、同じようにフルタイム継続就業する共働き夫婦といえども生計維持分担意識はさまざまなことを明らかにしました。

また、性別役割分業意識を多元的に分析した研究では、それが父親の仕事と育児の調整の仕方に関係している可能性を検討し、狭義の性別役割分業意識とは区別される次元で、父親を仕事へ向かわせる規範圧力が大きいことがわかりました。

→日本大学 研究情報データベース


3・4年生集合!


夏合宿でのグループワーク発表風景