「経済」の基本を学ぶ

テーマ
マクロ経済学の応用:国際マクロ金融と世界同時不況

大内ゼミ

分類
専門研究>経済学科>経済理論プログラム
担当教員
大内 雅浩 Masahiro OUCHI
ゼミの内容
  • お金の流れ
  • グローバルな課題
  • 歴史
  • 福祉・労働
  • 経済の仕組み
ゼミの特徴
  • じっくり研究型
  • グループワーク型

Q. ゼミではどんなことを研究していますか?

世の中には豊かな人も貧しい人もさまざまいます。貧しさの原因は勤めていた会社や仕事がなくなってしまったのかもしれません。しかしたとえやっと就職できて仕事が順調な人でさえ,景気の変化・株価の変動など経済全体の仕組みからも大きく左右されてしまいます。これまで、例えば19世紀の大不況や20世紀の世界大恐慌だったり,現在のデフレ不況だったり,このような経験を人々は幾度もしてきました。ゼミでは世界や日本経済の基本的な仕組みを学び,景気や生活・格差問題について考えています。

Q. ゼミの様子は?

程よい専門書を正しく読み進めていきます。まず、よくまとめられた本を選書し、ゼミ生が順にレジュメを用意し、パワーポイントなどを利用してプレゼンテーションを行います。聞く側の学生は、物事を深く客観視し、よりよく理解するために、質問をしたり関連ドキュメンタリー映像を観たり、資料を持ち寄ったりしています。また、ゼミナール大会や懸賞論文などでは、チームをつくりグループワークもしています。雰囲気は、真面目かつ明るい感じです。

Q. ゼミの特徴は?

日本の金融政策を決める金融政策決定会合が行われている日本銀行本館や、貨幣の歴史を学べる貨幣博物館などへの見学を毎年行っています。ゼミは何よりも学生主体です。希望によって、都心にある大学ならではのメリットを生かし、政府官庁・証券取引所・日本の昭和恐慌などで歴史の舞台となった場所に行くこともできます。他大学との交流は、立教大学・明治大学の同じ学年の学生同士で3大学共同ゼミナールを行っています。こうしたたくさんの経験から、より広い視野を持ってもらいたいと考えています。

これまでの卒業論文・研究論文のテーマ例
  • ODAでナイジェリアの貧困削減は可能か
  • ギリシャと比較する日本の財政赤字問題 —日本の財政の将来—
  • 少子高齢化の現状と対策 —女性のキャリアと育児を両立させるために—
  • デフレ不況に対する「ヘリコプターマネー」政策の効果 —昭和恐慌を中心に—
  • 日本における失業と自殺の相関性と自殺対策の在り方
  • 日本の円高経済と歴史と現状
  • 非自発的パラサイト・シングルの実態と処方箋
  • 広島県における設備投資減少の要因分析 —バブル崩壊以降のデッド・デフレからの考察—

1年間の主なイベントスケジュール

04月 顔合わせ会
07月 懇親会(都内夏祭り見学後に食事会)
08〜09月 夏合宿
10月 ゼミナール大会など
11〜12月 立教大学・明治大学と交流
12月 日銀・貨幣博物館見学など
01〜02月 懇親会・卒業生送別会

OB・OGの就職業界TOP3

金融業(銀行・信用金庫・証券など)
製造業(食品・衣料品・自動車・薬品などのメーカー)
公務(省庁・地方自治体・警察・消防など)

取得者の多い資格

必要に応じて。教養としては、時事能力検定を勧めています。

学生へのメッセージ

大学4年間は後から思えば短かったとよく言われます。在学中少し高い目標をいくつか創ってみてください。成功も挫折もありますが、いくつかは峠まで登れて見たこともない風景(経験・教訓)も広がっているはずです。峠からはいままで山影に隠れていた目的地が眼下に見えはじめ、苦しかった登り道も忘れ、勇気(自信・感動)も湧いてきます。夢は往々にして辛いことの先にあるので、峠に向かえる教養・専門知識を大学時代にまじめに培ってください。それらは重くはないのでこれからの「人生の山登り」に必携したい快適グッツです。自らいろいろなことにチャレンジしようとする学生と学べることを期待しています。

研究成果

日本はバブル崩壊後、経済的に人々も企業も苦しんできました。資本主義経済を特徴づける経済データとして、例えばGDP、失業率、賃金、利子率、お金の量、物価、税金、国債や民間負債、生産性、所得分配率という変数の動きに整合性のある数学的理論モデル(「マクロ経済動学モデル」という時間とともに動きが把握できる理論モデル・分野があります)を作ることでその性質を追究しています。最近では特に、技術進歩、実質賃金、所得格差の各経済問題に焦点を当て論文を書いています。またコンピューター・シミュレーション・プログラムを作ってその動きも分析しますが、最終的にはデフレ不況から回復するマクロ経済政策の効果を考えています。

→日本大学 研究情報データベース


ゼミ合宿とゼミナール大会の風景


景品をかけた卓球大会