偉大な経済学者の視点に学ぶ

テーマ
経済思想史

齋藤宏之ゼミ

分類
専門研究>経済学科>社会経済プログラム
担当教員
齋藤 宏之 Hiroyuki SAITO
ゼミの内容
  • 人の思考・感情・行動
  • 歴史
  • 社会の仕組み
  • 経済の仕組み
ゼミの特徴
  • じっくり研究型

Q. ゼミではどんなことを研究していますか?

高校の教科書・授業などで、ミクロ経済学やマクロ経済学に大別できる「近代経済学」という言葉を目にしたり耳にしたりしたことがあるでしょう。ともすれば、これが唯一の経済学と思い込んでしまうかもしれません。しかし、経済学の考え方は極めて多様です。この多様性を考慮しながら、偉大な経済学者の生き方・物の見方・基本的な考え方を学んでいます。中でも近代経済学とは異質の世界観を持つ経済思想であるアメリカ制度学派を中心に研究しています。

Q. ゼミの様子は?

年度ごと、学年ごとに違いはありますが、一例を挙げれば、テキストあるいは研究資料を相談しながら選定し、担当箇所を決め、パワーポイントを使いながらプレゼンテーションを行います。プレゼン終了後には、質疑応答をして皆で理解を深めていきます。また、英語で経済学を学ぶという観点から英文テキストを読み、グループワークを行うこともあります。いずれにせよ、ゼミ生が受動的ではなく、能動的・積極的に参加できるような雰囲気づくりに努めています。

Q. ゼミの特徴は?

学生と教員が同一水準で率直に意見交換ができる環境を整え、経済学的な物の考え方を少しでも身に付けられるよう、さらには経済社会という組織を理解する尺度や思考習慣を獲得できるような指導を心掛けています。

これまでの卒業論文・研究論文のテーマ例
  • ソースタイン・ヴェブレンの有閑階級の理論
  • ソースタイン・ヴェブレンの営利企業の理論
  • ソースタイン・ヴェブレンの顕示的消費の現代的意義
  • ウェズレー・ミッチェルのアダム・スミス経済思想批判
  • 制度派経済学の思想的背景

1年間の主なイベントスケジュール

行事はあえて固定化せず、年度ごとにゼミ生と相談の上、その都度決定しています。

OB・OGの就職業界TOP3

金融業(銀行・信用金庫・証券など)
流通業(商社・百貨店・量販店など)
公務(省庁・地方自治体・警察・消防など)

学生へのメッセージ

学問は何であれ、その習得は一朝一夕にできるものではなく、長い期間をかけて地道に取り組んでいく他ないのだと考えます。その過程にはいくつもの山があり、それを乗り越えるには苦労が伴うでしょう。しかしながら、数々の山を乗り越えたときの達成感は、経験者にしか分からないと思います。その達成感を味わえるよう、何事にも精一杯取り組んでほしいと思います。

研究成果

マクロ経済学やミクロ経済学を中心とする、いわゆる正統派経済学は必ずしも万能ではありません。この点は、正統派経済学とは全く異なる知的志向性を持つ経済学の考え方を対置させると明らかになります。すなわちその典型がアメリカ制度学派です。そこでこの学派に属するソースタイン・ヴェブレン、ジョン・コモンズ、ウェズレー・ミッチェルらが、正統派経済学をどのように批判しているか考察し、同時にその考察結果に基づいて制度学派の本質を解明する研究を行っています。

→日本大学 研究情報データベース


ゼミナール風景・その1


ゼミナール風景・その2