東アジアの地域研究

テーマ
東アジアの経済と社会

曽根ゼミ

分類
専門研究>経済学科>国際経済プログラム
担当教員
曽根 康雄 Yasuo SONE
ゼミの内容
  • お金の流れ
  • グローバルな課題
  • 歴史
  • 社会の仕組み
  • 経済の仕組み
ゼミの特徴
  • グループワーク型
  • 英語が飛び交う

Q. ゼミではどんなことを研究していますか?

本ゼミでは、日本を含む東アジアを対象地域とした地域研究(Area Studies)を行っています。地域研究とは、現代の生きた国際社会を分析の対象とし、既成の学問領域(ディシプリン=discipline)の枠を超えた外国研究ないしは異文化研究のことを指します。

先進国・中進国・発展途上国から成る東アジアという地域に対する問い掛けは、この地域で最初の先進国となった日本の発展過程を振り返るものであり、また、これからの東アジア諸国・地域との付き合い方を模索するものでもあります。このゼミでは、われわれの生活にとって重要性の高まる東アジア地域を研究対象として、それに関連する日本、およびグローバル社会のさまざまな問題をも視野に入れて、一人ひとりの知的好奇心を引き出し、特定のテーマをとことん考え抜く力を伸ばしていきたいと願っています。

Q. ゼミの様子は?

当ゼミでは、最初に東アジア経済・社会研究の基礎となる開発経済論に関する基本的文献を講読します。そして、東アジア諸国・地域に関連する時事問題や国際問題を取り上げ、テーマごとの小グループで資料収集・分析を行い、それぞれ発表・討論をしていきます。大きなテーマ(英国のEU離脱など)の場合には、2~4年生が一体となって分担を決定し、全体活動として発表・討論を行います。

Q. ゼミの特徴は?

短期・長期を問わず、学生には海外留学、または海外に旅行することを勧めています。公私にかかわらず、海外体験をしてきた学生には、ゼミの授業の一環として、写真などを活用した現地報告を原則として英語でしてもらいます。

また、ドイツやフィリピンからの交換留学生の受け入れ実績もあります。海外からの学生には、英語でプレゼンテーションをしてもらい、日本人学生が英語を使って勉強する機会を極力設けるようにしています。

これまでの卒業論文・研究論文のテーマ例
  • サムスンの経営戦略:グローバル時代を勝ち抜く方法
  • 中国とメディア:厳格な情報統制と消費の多様化
  • レアメタル・レアアースをめぐる日本の資源戦略:リサイクルだけで十分乗り切れるのか?
  • 日系小売業の中国進出と現地化戦略:事例研究を中心として
  • スマートシティの展開と課題:環境負担の少ない安全で豊かな都市の実現
  • 異文化間のグローバル人材育成
  • 社会的企業の発展に向けた取り組み ―中間支援組織の役割と課題
  • 日本の少子化対策に関する考察

1年間の主なイベントスケジュール

07月 前期打上げ懇親会
09月 夏合宿(テーマ発表・ソフトボール)
10月 ゼミOB・OG会
11月 ゼミ説明会
12月 ゼミ入室試験
02月 新ゼミ生ガイダンスと懇親会・新4年生卒論合宿

OB・OGの就職業界TOP3

金融業(銀行・信用金庫・証券など)
流通業(商社・百貨店・量販店など)
不動産業(土地開発・不動産販売など)

学生へのメッセージ

私は、金融系のシンクタンクで20年間、中国を中心としたアジアの調査・研究を行ってきました。目まぐるしく変化するビジネスの現場で得た経験を、学生に伝えたいと願っています。

日本・東アジアはもとより世界の政治・経済・社会に対する強い関心を持った学生と共に、グローバル社会を多角的に分析し、将来を展望してみたいと思います。また、日本と東アジアとの望ましい関係について検討し、国際的な教養を備えた人材を育てることを目指しています。

研究成果

中国の経済動向、特に金融システム改革、人民元の国際化の問題などに焦点を当てて研究をしています。中国経済にはさまざまなリスク要因がありますが、それらをいかに管理して発展を続けてきたのか、今後もそれが可能なのか、といった視点で分析をしています。一般向けの編著書として『現代中国を知るための44章』(明石書店)、監訳書として『呉敬璉、中国経済改革への道』(NTT出版)などを近年出版しました。やや専門的な書籍として『中国経済はどう変わったか』(国際書院、共著)があります。

→日本大学 研究情報データベース
Eメール sone.yasuo@nihon-u.ac.jp