日本大学経済学部案内2024
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POINT経済学部は数字を使った学問をしている印象が強いと思いますが、このゼミでは企業などの組織の中で「人」をどのように管理するかを研究しています。といっても、ただ本から知識を得るのではなく、社長さんなど自分たちがなりたい職業に就いている人へのインタビューからはじまり、興味深い人事制度を取り入れている会社への企業訪問、プレゼン大会や論文大会に出場するときには多くの人にアンケートを取って心理学的に分析するなど、学生自ら企画し、アクティブに活動しています。また、年2回の合宿では、実際に企業で行っている研修も取り入れています。たとえば、盛り上がった企画は登山ですが、ただ山に登るのではなく、いろいろな課題をこなしながらチーム対抗で行いました。このようにさまざまな活動を企画し体験することによって、「人」のための管理とは何か、を日々考えています。このゼミでは、地図を用いて地理学や地理教育を研究しています。机の前で学修するのも大事ですが、このゼミのモットーは、とにかく現地を訪れて、自分の目で見て、自分の耳で聞くフィールドワークを大切にしています。まず、グループに分かれ、担当するテーマの事前学修を行います。そして、現地に出向いて人々から直接話を聞いたり、街並みを観察したり、足で稼いで調査します。そうすることで、インターネットなどには載っていない、現地に行かなければ得られない情報や新しい発見に出会うことができます。そして、現地の課題などを調査し、レポートにまとめます。調査対象は、全国各地に広がっています。たとえば、新潟県の佐渡島の漁村や瀬戸内海の造船の盛んな島、三重県の松阪牛のふるさとなどを訪れたことがあります。少し旅行気分もあり、学生たちはみんな、楽しそうにやっています。03人とつながる日大経済社会とつながるゼミナールは、少人数制で専門分野を追究するグループ学修のこと。日大経済では、2年次からスタート。経済学・経営学から教養に至るまで100以上のゼミナールを用意し、自分の興味・関心に合った分野を深く掘り下げることができます。また、キャンパスを飛び出し、フィールドワークや学外ゼミナール大会への参加、夏合宿など、アクティブに学ぶことも特長です。研究を通して深く学ぶ!フィールドワークでアクティブに学ぶ!ゼミの動画を見てみよう!加藤ゼミ 研究テーマ : 「人的資源管理論」ト部ゼミ 研究テーマ : 「地理学・地理教育研究」多彩なアプローチで、人の管理の在り方に迫っています。― 加藤 恭子 准教授現地に行かなければ、わからない新しい発見があります。― ト部 勝彦 教授100を超えるゼミで好きな分野を探究しよう。02.

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