STUDENT’S VOICE!22ゼミのこともっと知りたい!産業経営学科大槻 明 教授大槻ゼミワタシビッグデータの分析を学び、社会と自分の人生に活かします。さまざまなデータをデータサイエンスのアプローチから分析し、生活や仕事に役立つ知見などを導き出すことが大槻ゼミの研究目標です。ゼミ入室直後の2年生では、ICTや統計などの基礎を学ぶとともに、研究の進め方などを学びます。同時にゼミ生一人ひとりに「どのような人生を送りたいか」を描いてもらい、そのために役立つ研究テーマを設定して2年生の後期から個人研究をスタートさせます。数週間に一度、ゼミ生および私の前で研究の進捗状況を発表しディスカッションをすることで、プレゼンスキルおよびディスカッションスキルも磨いていき、3〜4年生での学会発表や卒業論文へと繋げていきます。統計やICTに苦手意識をもつ学生もいると思いますが、入室時にまったくできなかった学生が学会発表などで賞を受賞したり、ICT系の会社やデータサイエンティストとして立派に活躍しています。数字が苦手だった私が、統計手法の面白さに目覚めました。高校時代から非正規雇用や貧困の実情について関心があり、大学では日本の労働環境についての研究がしたいと思っていました。大槻ゼミを選んだのは、働く人々の実態を正確に捉えるためには統計手法を身につけることが早道だと思ったからです。ゼミでは統計手法の学修と個人の研究を並行して進めています。研究では必要なアンケート調査データなどの収集・分析を行い、大槻先生からアドバイスをいただきながら進めています。卒業後はデータ分析能力が活かせる広告・マーケティング分野で仕事がしたいと考えています。ゼミ REPORT 大槻ゼミ 〈研究テーマ〉 グラフマイニング及びAIによるビッグデータサイエンス
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