日本大学経済学部案内2026
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STUDENT’S VOICE! さまざまな人と関わりながら、地域の魅力に触れています。ゼミでは課題研究のための現地調査や、地域づくりをお手伝いするプロジェクトなど、さまざまな地域の人と関わる機会が多く非常に刺激的です。地域の皆さんの想いに直接触れることで、座学や文献などではわからない生きた課題に気づくことができます。これからもたくさんの人に会い、たくさんの声に耳を傾け、地域の実態を調査・分析して、その課題解決策を追究していきたいと思っています。STUDENT’S VOICE! 高校時代から興味があったEUについて深く学んでいます。高校の授業で世界史を選択してヨーロッパの歴史や経済に興味がわき、大学では太田ゼミを選びました。このゼミの魅力はEUに特化して学べるということ。ゼミでは、EUのニュースを見て仲間たちと考察したり、先生に解説してもらうことで学びを深めています。また、ゼミで参加している他大学との合同合宿も面白く、さまざまな大学の学生たちとEUの課題について議論しています。ゼミのこともっと知りたい!>>>14地域問題や地域づくりの実態を地域の担い手の視点から学びます。私のゼミへの入室希望者の中には、「地域問題の解決方法を学びたい」という学生がいます。その心意気は大いに評価したいところですが、話はそう簡単ではありません。地域やそれを担う人々それぞれが複雑な関係の中でいまを生きているからです。経済地理学ゼミでは、こうした実践的な課題に向き合うために、主としてフィールドワークによる調査結果から、地域問題の要因やその形成メカニズムについて考察できる能力の修得を目指しています。一方で、地域づくり参画プロジェクトを通して、地域問題の是正へ向けた方向性を考え、根気強く行動できる人材になることを目標に活動しています。宮地 忠幸 教授ヨーロッパ経済の視点から世界を見つめます。EU(欧州連合)は、27ヶ国からなる巨大な単一市場を構築し、世界経済における重要なルールセッターとして存在感を発揮しています。その動向や政策は、日本経済にも大きな影響を及ぼしています。私のゼミでは、EU経済や通貨ユーロを主な研究テーマとし、その特殊性や課題、さらには格差拡大の要因などについて多面的に学びます。輪読やディベートを通じて知識を深め、他大学との合同合宿では実践的な議論を経験し、国際的な視野を広げます。経済の本質を考察し、複雑な課題に向き合うチカラを養うことを目指しています。太田 瑞希子 准教授経済学科宮地ゼミ研究テーマ : 経済地理学ゼミ REPORT太田ゼミ研究テーマ : ヨーロッパから経済を考える

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