ミクロ経済学は個人や企業がどのような誘因に基づいて意思決定を行い、特定の市場でどのように相互作用するかを分析する学問です。機会費用、トレードオフ、貿易の利益といった基本的な概念から始まり、消費者と生産者の最適な選択に基づく需要と供給の法則を分析し、希少資源の配分を行う市場メカニズムについて英語で学びます。授業では学生一人ひとりが自ら考えることを大切にし、経済理論を具体例に適用するアクティブラーニングも実施します。経済学は、人々を研究する学問です。なぜなら、個人、家計、企業、政府、そして社会が利用可能な資源をどのように配分するかを研究するからです。そして、ミクロ経済学は経済学のさまざまな応用分野を学ぶための基礎であり、今後の専門的な科目を学ぶ上で欠かせない分析や思考の基盤をつくります。村上 エネレルテ 専任講師研究テーマ : 開発経済学、農業経済学18好きなバレエをきっかけに、世界がどんどん広がっています。とくに興味のある分野が、グローバルにおけるリーダーシップ理論です。国際ビジネスの最前線で活躍するリーダーたちは、どんなスキルを持ち、どんな特徴があるのか深く知りたいと思っています。また、7歳から続けているクラシックバレエを活かし、3年次にアメリカへ留学しました。レッスンでは現地のダンサーたちが堂々と前に出て踊っていたり、先生にどんどん質問する姿を目の当たりにし、どんな場面でも積極的に行動する大切さを実感しました。バレエを通してさまざまな素敵な劇場に触れ、私もいつかそんな劇場づくりに関われたら、と思っています。ミクロ経済学の基礎を英語で学びます。世界を舞台に活躍し、人や社会の役に立ちたい。英語が好きで、将来は英語を使って世界を舞台にした仕事に就きたいと思い国際コースに進みました。授業では英語でディスカッションを行う機会が多く、初めのうちは自分の意見や考えを言葉にすることが難しかったですが、繰り返し発言することで次第にスムーズに英語で表現できるようになりました。また、2年次にはハワイへ3週間、語学留学をしました。現地の学校では日本語は一切禁止で、自然と英語力が鍛えられました。学校のアクティビティにも積極的に参加することで、さまざまな国や世代の人と交流することができ、留学を満喫しました。経済学科 国際コースで学ぶ学生の声Microeconomics
元のページ ../index.html#19