日本大学経済学部案内2026
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STUDENT’S VOICE! 大会に向けた活動を通して、チームワークの大切さも学んでいます。今年の公共政策フォーラムでは福島県会津若松市がテーマとして設定されており、現在グループに分かれて政策提案を考えています。共同作業ではみんなが同じ方向に向かうことが大切になってくるので、まず一人ひとりがお互いを理解することから始めました。ゼミではゼミ長を任されており、自分の言動や行動を見直すいい機会になりました。ゼミを通してできた仲間はかけがえのない財産です。STUDENT’S VOICE! 個々が持つ疑問や問題意識をグループワークを通じて追究しています。このゼミの一番の魅力は、やはり“グループで行う論文作成”です。仲間たちと新しい発見をしたり課題のロジックを理解したりする度に、やってやるぞという気持ちに奮い立たせられます。大会では「長期金利上昇後のゾンビ企業に関する分析」をテーマに論文をまとめ、賞をいただくことができました。金融のプロフェッショナルを目指す私にとって、ゼミや大学での学びは強固な土台となりました。ゼミのこともっと知りたい!>>>26地域活性化の知恵を絞り、その成果を大会で競い合います。私のゼミでは、3年次に日本公共政策学会主催の公共政策フォーラムに出場し、政策提案を行うことを最終的な目標にしています。これは、毎年モデル都市をフォーラムの主催者側が選んで、その都市の地域活性化政策を全国の20前後のゼミが競い合う政策コンペです。私たちはこのために、モデル都市のフィールド調査、政策提案のための調査、分析を経て政策として仕上げていきます。フォーラムで受賞できることも、そうでない場合もあります。しかし、ひとつの目標に向かってゼミが一丸となって成功した経験だけではなく、失敗した経験も人生で貴重なものとなると考えています。中川 雅之 教授企業金融論をはじめ、広く日本経済について議論します。ゼミでの大きな目的は、グループで論文を作成し、3年次の12月に学外の論文大会(ISFJ日本政策学生会議「政策フォーラム」)で発表することです。そのために、関連する文献を輪読したり、必要な計量分析手法を勉強したり、パワーポイントを使って興味のある新聞記事を発表したりしています。ゼミでは企業金融論だけではなく、いろいろなトピックも扱っています。ゼミでの議論や研究を通じて、どのような問題が日本経済に存在しその解決策は何かを追究しながら、論理的に考える能力を養います。これらの活動を通じて、教員とゼミ生みんなで活発に議論し、お互いの能力を向上できればと思っています。鶴田 大輔 教授金融公共経済学科中川ゼミ研究テーマ : 財政学ゼミ REPORT鶴田ゼミ研究テーマ : 企業金融論

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