以下の文章はゼミ生よりメールにて提供してもらったものを,そのまま貼り付けたものです.
(森本さん,2009年3月卒)
(1)公務員をめざした動機 私は民間の利潤追求する仕事よりも直接的に人の役に立てる仕事に魅力を感じました。そのため公務員を志望しました。 また、私は公務員の仕事の中でも「労働」や「産業」や「環境」関連に特に興味を持ちました。そのため、私はこれらの仕事を重点的に行っている県庁を選びました。
(2)自分の学習方法や効果的だった勉強方法 私は大学3年の春から大手予備校に週に三回くらいのペースで通いました。まずは授業の復習を行い、その後過去問を何回も解き直すことで、暗記していきました。
(3)後輩たちへのアドバイス 勉強するモチベーションを維持するのには、定期的に模試を受けることをお薦めします。模試の結果によって自分の弱点が発見でき、自分にあった勉強計画を立てることができます。
(4)その他、合格した職種に関する情報 私が合格した職種では、筆記試験・個別面接二回・集団討論が試験科目でした。
(茂呂さん,2009年3月卒)
(1)公務員を目指した動機 将来自分は、地方で人の役に立てる仕事に就きたいと考え、その一番手となったのが公務員でした。公務員(役所)の仕事内容は、両親(現公務員)から聞かされていたが、実際にやってみたいと考え、3年生の前期にキャリア形成論を受講して、夏休みに公務員のインターンシップ体験をしてきました。そこで非常にやりがいを感じて、公務員一本でやっていこうと心に決めました。
(2)自分の学習方法や効果的だった勉強方法 教養試験科目は、判断推理・数的推理に大半の時間を使いました。これらは、バリエーションが多いので、過去問を使い、さらに他の過去問で今の過去問に出ていない問題を選んで解くことを繰り返し行いました。また、大学が一斉で行う日大公務員模擬試験(教養のみ)と実務教育出版が主催する公務員模擬試験を受験して問題傾向や自分の弱点、試験慣れができたと思います。 専門試験科目は、日大が開いている公務員試験講座を受講して問題傾向を押さえた内容の参考書と過去問で対策を行ってきました。ただ漠然と参考書で勉強するより、問題を解いて理解したほうが効率が良いと思いました。
(3)公務員志望者へのアドバイス 一つ目は、情報収集をしっかりとやることです。出来れば第一志望の試験を一回目に持ってこない方がいい。 第一希望の前に何の試験があるのか調べて、興味がなくても実際に受験してみることをお勧めします(できれば二次試験の面接試験までいって雰囲気慣れをしておいたほうが今後のためになる)。時事問題は、何処でも出題されるので、毎日新聞を読む習慣を早いうちにつけておいたほうが良い。 自分が利用した情報誌は、「月刊新聞ダイジェスト」、「速攻の時事」、「公務員試験受験ジャーナル」等 二つ目は、試験日が決まったらスケジュールを立てることです。公務員試験の勉強は勉強時間が短ろうが、長かろうが継続して行えば必ず力はつきます。しかし、ただ漠然と勉強するのではなく、1週間、1か月、3か月とスケジュール表を作っておき、その日、その日に何の勉強をするのか、どういう形式で行うのか等も考えて勉強していくことが大切です。またその中で、模擬試験や実際の採用試験を受験して、受験対策を定期に行った方がより効果的だと思います。 三つ目は、これが最も大切だと思ってきたことです。それは、自分は「絶対に公務員になる!」という強い気持ちを持ち続けることです。自分は、民間企業へ就職の考えは捨てて公務員一本に絞ってきました。色々不安もありましたが、そうすることによって自分が今すべきことがしっかりと見えて来るし、時間を無駄にすることもなくなると思います。 最後に、場合によっては、辞めたいと思うこともあるかもしれないが、その時は公務員試験を共に頑張っている仲間と相談したり、一緒に問題を解き合ったりしていけば自然と解決できるはずです。公務員試験勉強は、長期戦でかなりの忍耐力が必要です。モチベーション高く持ち続けることは大変ですが、頑張った分だけ結果としてして返ってくるものだと思います。あきらめずに頑張ってください。
(4)その他、合格した職種に関する情報 国家公務員試験は、何と言っても素点をしっかり取らなければ、採用は難しい。実際に自分は、最終合格発表後、各庁の採用面接の受付の際、面接日をかなり後に回されてしまいました。それは、得点順位の高い人から面接を行うので、一次試験の筆記試験では6割以上はとっておいた方がいい。しかし、それで全てが決まるわけではないので、あきらめずに、一次試験合格後の官庁訪問で自分をアピールしておくことも大切。 市役所職員試験では、2次試験あるいは3次試験に大体、集団討論を行うので、自分の考えを常に持ち続けることである。しかし、その考えを受験者にあまり押し通したりしない方がいい。個人面接では、その地方の政策や実態、地理問題なども多々質問に出るかもしれないので、ホームページ等で確認しておいた方がいい。特別区職員採用試験(T類)が今年から改正され、専門試験が記述式から択一式に変わったので専門試験が苦手な人には朗報です。 警察官・消防官は採用試験の得点順位がそのまま訓練学校に反映されることが多いので、得点は高く取っておいた方がいい。しかし、今は人物重視をする所が増えてきているので、論文・面接試験でも十分に修正が効く。(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)体力検査は、基礎的なものしかやらないので、定期的に運動する習慣をつけておけば良い。
(注意)当ゼミでは,正規のゼミナールの時間に公務員試験や資格試験に対する直接的な対策を行なっていません.経済時事レポートの作成や日経STOCKリーグへの参加など所定のゼミナール活動を行なった上で,ゼミ生個人が日々努力邁進した結果としての「合格」です.ゼミ生同士の共同活動を活発に遂行できる方を歓迎いたしております.