講義名 政治学 ≪□第一部≫
講義開講時期 通年
曜日・時限 月3
単位数 4

担当教員
氏名
渡邉 容一郎

学習目標(到達目標) 「経済学部生のための政治学」をテーマに,経済学あるいは経営学を学んだ社会人として,現代政治の特質や問題点を,自分の言葉で簡潔かつ具体的に説明できるようになることを目標とする。
授業概要(教育目的) 本年度は,政治学の基礎知識と現代イギリス政治の変容について解説する。授業終了時には,政治と経済を関連づけて説明・解釈できるようにしたい。
授業計画表
 
項目内容
第1回講義計画,政治と経済,政治システム論政治と経済の異同をその語源などから明らかにする。
また,マクロ的な政治の捉え方を解説する。

【準備学習】
テキスト『政治学』28-29頁を予め読んでおくこと。
第2回政治体制論三つの政治体制の特徴とその背景について明らかにする。

【準備学習】
同上。
第3回政治制度論主に議院内閣制の特徴と成立過程について,イギリスを中心に解説する。

【準備学習】
テキスト『政治学』90-91頁を予め読んでおくこと。
第4回イデオロギー論様々なイデオロギーの種類と政治における位置づけについて解説する。

【準備学習】
テキスト『政治学』26-27頁を予め読んでおくこと。
第5回民主主義論民主主義の多様な概念と形態について解説する。

【準備学習】
テキスト『政治学』第5章を予め読んでおくこと。
第6回国家論政治における国家の役割とその発展過程について解説する。

【準備学習】
テキスト『政治学』4-5頁を予め読んでおくこと。
第7回現代政治論大衆デモクラシーの成立過程とその特質・問題点について解説する。

【準備学習】
テキスト『政治学』第10章を予め読んでおくこと。
第8回政治権力論(1)政治の根本的概念である権力・影響力・権威の理論について解説する。

第9回政治権力論(2)政治の基本である支配と服従のメカニズムについて解説する。
第10回政治権力論(3)政治の基礎理論であるエリート論と権力構造論について解説する。
第11回政治的リーダーシップ論権力関係とリーダーシップ関係との異同について解説する。

【準備学習】
テキスト『政治学』30-31頁を予め読んでおくこと。
第12回国際政治論(1)グローバリゼーションの意味と問題点について解説する。

【準備学習】
テキスト『政治学』190-191頁を予め読んでおくこと。
第13回国際政治論(2)国際社会の特質と国際社会を構成するアクターについて解説する。

【準備学習】
テキスト『政治学』178-181頁を予め読んでおくこと。
第14回国際政治論(3)21世紀の世界政治とその課題について解説する。
第15回中間のまとめまとめ
第16回選挙制度と投票行動論(1)政治を動かすアクターとしての選挙制度について解説する。

【準備学習】
テキスト『政治学』98-105頁を予め読んでおくこと。
第17回選挙制度と投票行動論(2)政治を動かすアクターとしての投票行動とその理論について解説する。

【準備学習】
テキスト『政治学』106-107頁を予め読んでおくこと。
第18回政党と政党システム(1)政治を動かすアクターとしての政党について解説する。

【準備学習】
テキスト『政治学』114―117頁を予め読んでおくこと。
第19回政党と政党システム(2)政治を動かすアクターとしての政党システムについて解説する。

【準備学習】
テキスト『政治学』120-125頁を予め読んでおくこと。
第20回圧力団体(1)政治を動かすアクターとしての圧力団体とその理論について解説する。

【準備学習】
テキスト『政治学』130-137頁を予め読んでおくこと。
第21回圧力団体(2)政治を動かすアクターとしての圧力団体とその実態について解説する。

【準備学習】
テキスト『政治学』138―143頁を予め読んでおくこと。
第22回マスメディアと世論政治を動かすアクターとしてのマスメディア,世論の理論と実際について解説する。

【準備学習】
テキスト『政治学』108-109頁を読んでおくこと。
第23回官僚制論現代社会の真の権力者である近代官僚制について,そのメリット,デメリットを解説する。

【準備学習】
テキスト『政治学』第14章を予め読んでおくこと。
第24回現代イギリス政治論(1)現代イギリスにおける政治家と有権者の変容について解説する。

【準備学習】
テキスト『イギリス政治の変容と現在』序章を予め読んでおくこと。
第25回現代イギリス政治論(2)現代イギリスにおける政党と政党システムの変容について解説する。

【準備学習】
テキスト『イギリス政治の変容と現在』第1章~第3章を予め読んでおくこと。
第26回現代イギリス政治論(3)現代イギリスにおけるイデオロギーと政策の変容について解説する。

【準備学習】
テキスト『イギリス政治の変容と現在』第4章~第6章を予め読んでおくこと。
第27回時事問題(1)2014年の国内政治問題について解説する。
第28回時事問題(2)2014年の国際政治問題について解説する。
第29回時事問題(3)2014年の政治・経済問題について解説する。
第30回まとめ第16回以降の要点のまとめ
授業形式 基本的には,毎回講義形式で行う。必要に応じて,レジュメや資料を配付する。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
90% 0% 0% 10% 0% 100%
評価の特記事項 年2回の定期試験(A試験)の成績が評価の中心となるが,年数回行う出席確認の結果も加点材料として考慮する。
テキスト 山田光矢編『Next教科書シリーズ 政治学』弘文堂,2000円+税.
渡辺容一郎著『イギリス政治の変容と現在』晃洋書房,2800円+税.
参考文献 詳細は,授業中に指示する。
オフィスアワー(授業相談) 3限と4限の間の休み時間に,本館2階講師室にて10分間ほど対応しています。
メールアドレスは,初回授業時に説明する。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 授業中の私語や飲食,携帯電話でのメールやゲーム,いわゆる内職は認めないので,授業中のマナーを守ることのできる学生諸君の受講を望む。