講義名 心理学 ≪昼夜共通≫
講義開講時期 通年
曜日・時限 木5
単位数 4

担当教員
氏名
佐々木 心彩

学習目標(到達目標) 1.心理学の主要領域についての知識を習得すること。
2.身近な問題について心理学的な視点でとらえることができるようになること。
3.日常生活における具体的な場面について、実験・調査などに基づいて導かれた心理学の理論によって説明できること。
授業概要(教育目的) ひとの“心”はとても身近なものですが、実際に見たり、手に取り触れたりしたことがある人はいないと思います。心理学は、そのようなひとの心を対象とし、科学的な方法を用いて研究し、そこから得られた知識を応用することを目的とした実証科学です。
本講義は、心理学の用語や理論などの基礎知識を解説します。そして、心理学的な考え方やものごとのとらえ方を身につけてもらうことを目標とします。
授業計画表
 
項目内容
第1回ガイダンス授業の進め方や講義内容全体の説明をします。
第2回心理学とは何か心理学の対象と心理学の歴史について学びます。
【準備学習】
テキストの該当箇所(1章)を読んでおくこと。
第3回行動の生物学的基礎人間の心理や行動のもととなる脳・神経系のはたらきについて学びます。
【準備学習】
テキストの該当箇所(2章)を読んでおくこと。
第4回感覚・知覚1感覚の種類、刺激と感覚の関係について学びます。
【準備学習】
テキストの該当箇所(5章)を読んでおくこと。
第5回感覚・知覚2対象の知覚、恒常性、体制化について学びます。
【準備学習】
テキストの該当箇所(5章)を読んでおくこと。
第6回感覚・知覚3錯覚(錯視)、パターン認識について学びます。
【準備学習】
テキストの該当箇所(5章)を読んでおくこと。
第7回学習1学習の理論について学びます。
【準備学習】
テキストの該当箇所(3章2)を読んでおくこと。
第8回学習2効果的な学習方法について学びます。
【準備学習】
テキストの該当箇所(3章2)を読んでおくこと。
第9回動機づけ動機と動機づけ、社会的動機と内発的動機、欲求不満と葛藤について学びます。
【準備学習】
テキストの該当箇所(3章1)を読んでおくこと。
第10回記憶1記憶のはたらき、記憶の種類について学びます。
【準備学習】
テキストの該当箇所(6章)を読んでおくこと。
第11回記憶2忘却と記憶の障害について学びます。
【準備学習】
テキストの該当箇所(6章)を読んでおくこと。
第12回思考・言語1思考と知識体系について学びます。
【準備学習】
テキストの該当箇所(7章)を読んでおくこと。
第13回思考・言語2問題解決と推論について学びます。
【準備学習】
テキストの該当箇所(7章)を読んでおくこと。
第14回前期授業内容の復習これまでの要点のまとめ
第15回中間まとめまとめ
第16回後期ガイダンス前期の復習と後期の講義内容全体の説明をします。
第17回感情感情とは何か、情動、感情が認知過程に与える影響について学びます。
【準備学習】
テキストの該当箇所(4章)を読んでおくこと。
第18回知能知能とは何か、遺伝と環境の関係、知能の構造と機能について学びます。
【準備学習】
テキストの該当箇所(8章)を読んでおくこと。
第19回性格性格とは何か、性格形成の要因、性格理論について学びます。
【準備学習】
テキストの該当箇所(9章)を読んでおくこと。
第20回発達1発達とは何か、身体と運動機能の発達、知覚・認知の発達について学びます。
【準備学習】
テキストの該当箇所(10章)を読んでおくこと。
第21回発達2愛着の形成、自我の発達について学びます。
【準備学習】
テキストの該当箇所(10章)を読んでおくこと。
第22回ストレスストレスとストレッサー、ストレス反応、ストレスへの対処について学びます。
第23回心の健康1心の問題をみる基準、代表的な精神障害について学びます。
【準備学習】
テキストの該当箇所(14章4)を読んでおくこと。
第24回心の健康2広汎性発達障害、ADHD、LDなどの発達障害について学びます。
第25回社会1対人認知、対人関係の認知、自己意識と対人行動について学びます。
【準備学習】
テキストの該当箇所(11章)を読んでおくこと。
第26回社会2態度とは何か、態度変容について学びます。
【準備学習】
テキストの該当箇所(11章)を読んでおくこと。
第27回社会3他者の影響、集団、同調と服従について学びます。
【準備学習】
テキストの該当箇所(11章)を読んでおくこと。
第28回環境環境の知覚と認知、環境と社会的行動について学びます。
【準備学習】
テキストの該当箇所(12章)を読んでおくこと。
第29回後期授業内容の復習16回以降の要点のまとめ
第30回まとめまとめ
授業形式 講義形式で行います。要点や図表などを映写しながら説明をしますが、主にテキストの内容をもとに講義を行いますので、各自テキストを持参してください。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
70% 20% 0% 10% 0% 100%
テキスト 厳島行雄・羽生和紀(編)『ベーシック心理学』啓明出版.
オフィスアワー(授業相談) 授業終了後、教室または本館2階講師室にて20分間は対応しています。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ ひとの行動には必ず原因・理由があります。それらに対する疑問を持てるよう、いつも心がけてください。