回 | 項目 | 内容 |
第1回 | ガイダンス | 授業の進め方について説明。 |
第2回 | 後白河院とその時代① | 後白河院の前半生と当該期の政治・社会について解説する。 |
第3回 | 後白河院とその時代② | 後白河院の後半生と当該期の政治・社会について解説する。 |
第4回 | 『梁塵秘抄』の世界① | 今様とは何か、またその歴史的変遷について解説する。 |
第5回 | 『梁塵秘抄』の世界② | 今様の隆盛を担った、当時の「芸能人」である遊女や傀儡子について検討する。 |
第6回 | 『梁塵秘抄』の世界③ | 今様に耽溺した後白河院の真の意図について探り、今様の政治的意義について検討する。 |
第7回 | 絵巻物を読む① | 院政期に数多くの優品が作成された絵巻物の代表的作品、技法等について学ぶ。 |
第8回 | 絵巻物を読む② | 後白河院が作成に関わったとされる『年中行事絵巻』について解説し、後白河がこの絵巻に込めた意図を読み解く。 |
第9回 | 絵巻物を読む③ | 後白河院が作成にかかわったとされる『病草紙』について解説し、政治家としての後白河院の関心とその限界について検討する。 |
第10回 | 信仰の世界① | 院政期に貴族層に大ブームを巻き起こした聖地熊野への参詣について解説する。 |
第11回 | 信仰の世界② | 当時の政治経済の中心地京都から遠く離れ、一見「辺境」の地に見なされる奥州に現出した一大仏教都市平泉の地域特性について検討する。 |
第12回 | 文化の収蔵と継承① | 院政期の人々が次世代へ継承すべきと考えていたものは何か、それらが継承されねばならない当時の社会とはどのような社会であったのかを解説する。 |
第13回 | 文化の収蔵と継承② | 幾多の天災や戦乱の中で、院政期の人々が「文化財」をいかに保全し、継承したのかについて学ぶ。 |
第14回 | 理解度の確認 | 要点のまとめ |
第15回 | まとめ | まとめ |