講義名 総合英語 ≪□第一部≫
講義開講時期 通年
曜日・時限 火2
単位数 2

担当教員
氏名
佐藤 千春

学習目標(到達目標) 1年次の「英語リーディング」「英語ライティング」「英語コミュニケーション」における基礎技能の訓練を更に発展させ,より実践的な英語運用能力を養成することを目標とします。
授業概要(教育目的) 語彙の増強をはかりながら,発音矯正・聴き取り・文章内容の要約・作文など,多岐にわたる訓練をバランスよく取り入れ,英語の4技能「聞く,話す,読む,書く」を総合的に確認・活用することを目的とします。
授業計画表
 
項目内容
第1回PrefacePrefaceと授業に関する諸注意
第2回What is Language?はじめに「ことばとは何か」という問題提起を考えてみる。
第3回Ibid.「ことば」の定義は人によって異なるものである。
第4回Ibid.「ことば」がいかに多様な解釈ができるものかがわかる。
第5回Language and Thoughtこうした「ことば」は人間のどのような思考から生まれてきたものなのか、この問題について考えてみる。
第6回Ibid.最初の数ページは、「ことば」に関するやや専門的な内容のものでいくぶん難解であるが、これはいかに「ことば」というものが、簡単なようで実は多くの内容を持った大切なものであることを論じている。
第7回Ibid.言語神授説、言語相対論など難しい内容が論じられているが、それくらい「ことば」というものは人間と深いかかわりを持っているものだということを理解してもらうために取り上げられているといえる。
第8回Ibid.同上
第9回Language and Identity「ことば」の裏には必ず、その個人の、また民族との関係があり、これがおのずからある程度わかるものであるということが、様々な例を挙げて説明される。
第10回Ibid.Bill Johnsonという名前で何がわかるのだろうか?
第11回Ibid.devil
angelという単語から何がわかるのだろうか?
第12回Ibid.「ことば」によってその時代相もうかがい知ることができる。
第13回Language and Social Custom「ことば」と社会習慣は密接な関係があることを学ぶ。
第14回Ibid.同上
第15回Mid-term Test授業内で中間試験を行う。
第16回Language and Social Custom前期の最終章残りの部分の続きを読む。
第17回Ibid.「ことば」をそのまま使うことが必ずしもコミュニケーションを円滑に進めるものではないということも知っておかなくてはならない。
第18回Language and Intolerance使ってはならない「ことば」「表現」というものがある。
It's Greek to me.
どのような意味?そしてその背後には?
第19回Ibid.このことを知らずして、ただ知っている言葉を使ってしまい、その結果コミュニケーションができなくなってしまうことがある。
第20回Ibid.それは個人と個人のつながりばかりか、ひいては国と国との衝突にもなりかねない結果を招くものである。
第21回Ibid.すべてこれは「ことば」の背後にある文化への理解不足から生じるものである、ことが説明される。
第22回Language and Sex「ことば」は性差別があってはならないもの、しかし現実にはこれがある。
第23回Ibid.その例をあげる。
第24回Ibid.同上
第25回Body Languageことばは書き言葉、話し言葉だけではなく、体全体を使って表現するものでもある。文字を使わない言葉、声に出さない言葉もある、ということ。
第26回Ibid.
その例が数多くあげられていて、コミュニケーションの上で大切なものといえる。
第27回Variations in Language
ことばや表現の多様性
第28回Language in Contact「ことば」はお互いに接触し、見えないところでつながりを持っているものである。
第29回Ibid.、理解度を確認してみる。
第30回Term Test後期授業内テストを行う。
授業形式 演習形式を中心として授業を進めます。内容理解を確認するための小テストや課題提出等を随時課します。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
60% 10% 0% 30% 0% 100%
評価の特記事項 授業内での発表回数・内容、出欠・遅刻状況、前期・後期の授業内テストなどを考慮に入れて評価する。遅刻・欠席はマイナス評価となりテストを受ける権利を失うことにもなるので注意していただきたい。
テキスト 『ことばと文化』雨宮 剛(註)成美堂
参考文献 授業内でその都度指示する。
オフィスアワー(授業相談) 授業に関する質問、その他重要な連絡のため連絡方法を考えているが、このことに関しては初回の授業時に説明をする。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ あらかじめ発表部分を分担で決めておく。発表者にはその部分の音読、訳読をお願いする。次にそれに関し質問を受けたり、またこちらから質問もする。さらに解説を行いながら授業を進めていく。発表者はこれを想定して十分な予習をもって臨まれたい。