講義名 総合英語 ≪□第一部≫
講義開講時期 通年
曜日・時限 土1
単位数 2

担当教員
氏名
八木 悦子

学習目標(到達目標) 1年次の「英語リーディング」「英語ライティング」「英語コミュニケーション」における基礎技能の訓練を更に発展させ,より実践的な英語運用能力を養成することを目標とします。
授業概要(教育目的) 語彙の増強をはかりながら,発音矯正・聴き取り・文章内容の要約・作文など,多岐にわたる訓練をバランスよく取り入れ,英語の4技能「聞く,話す,読む,書く」を総合的に確認・活用することを目的とします。
授業計画表
 
項目内容
第1回ガイダンス具体的な授業の進め方・受け方・準備の仕方・成績のつけ方等を説明する。
第2回1 The Arts: Music and the Mind (1)楽器を演奏したり音楽を聴いたりする行為がいかに脳の働きと関係しているのかを、いくつもの研究を基に考察する。
第3回1 The Arts: Music and the Mind (2)同上
第4回2 Culture: Body Language across Cultures (1)人と人とのコミュニケーション手段はいわゆる「音声言語」だけではない。互いの理解を助け、誤解を避けるのにおおいに役立つ body language とはどのようなものなのかについて書かれた文を読む。
第5回2 Culture: Body Language across Cultures (2)同上
第6回3 The Environment: Turning Waste into Wealth今までやっかいなものであったゴミを価値あるものに変えた eco-friendly and business-friendly な様々な試みを紹介する極めて今風な一文を読む。
第7回4 Space: The Search for Other Worlds (1)地球以外にこの宇宙には生物体が住む天体はあるのだろうか、生物が住むに足る条件とはどのようなものなのだろうか、研究は現在どこまで進んでいるのだろうか等、読者をわくわくさせる文を読む。
第8回4 Space: The Search for Other Worlds (2)同上
第9回5 The Internet: Crowdsourcingいったい Crowdsourcing って何?上手に使って大変な節約をしている企業もあるらしい。読むだけでも得した気分になる楽しくてためになる文を読む。 
第10回7 Health: Food Safety 運輸や交通手段の発達で世界はだんだん狭くなり、食物も容易に国境を越えて取引されている。そのこと自体はすばらしいことだが、同時に私たちは大きな危険も共有している。食の安全性と、それに関する諸問題を規制する法律の有効性について考える文を読む。
第11回9 Nature: Wonders of the Deep (1)地球上に残された最後の未知の場・深海の数々の驚異を探る。
第12回9 Nature: Wonders of the Deep (2)同上
第13回6 Architecture and Identity: Urban Landmarks世界中のユニークな建造物と、それがランドマークとしてどのような役割を果たしてきたかを考察する一文を読む。
第14回前期まとめ理解度の確認及び補足
第15回まとめまとめ
第16回10 Business: Product Placement (1)商品を売り込むための巧妙な手段の数々についての一節。現実と仮想世界との境界線がだんだんぼんやりしてきているらしい、それはなぜなのだろうか。
第17回10 Business: Product Placement (2)同上
第18回11 Law and Crime: White-collar Crime (1)犯罪者は常に銃やナイフを使うとは限らない。殺しもせず傷つけることもなく、しかも、他人の一生をだいなしにすることもある white-collar crime についての一文を読む。社会に出る直前の若者たちに是非読んでほしい内容。
第19回11 Law and Crime: White-collar Crime (2)同上
第20回14 Science and Technology: Quantum Computers (1)Quantum computer と呼ばれる次世代コンピューターについての一文を読む。CPUというチップとは?一時にいくつもの作業をこなす能力をもつ qubits とは?現在のスーパーコンピューターが蝸牛のように遅く見えるようになるというのだが・・・
第21回14 Science and Technology: Quantum Computers (2)同上
第22回15 Globalization: Breaking the Poverty Cycle (1)一日$ 1.25でかろうじて生きている人々が世界で約14億人もいる。世界人口の五分の一は食料・教育・健康という点で恵まれていないのだ。親から子へと受け継がれる「貧困の連鎖」について考える。
第23回15 Globalization: Breaking the Poverty Cycle (2)同上
第24回8 Entertainment: Spending a Fortune短期間に巨万の富を手にした世界のセレブたちの盛衰の数々を読む。内容は単純だが、文の構造には注意すべき点がある。
第25回12 Social Issues: Working Disabledなんらかの身体的あるいは知的障害をもつ人の数は世界中で6億5千万人と言われる。働く意欲がありながら機会を与えられない彼(女)たちは、実は、大きな労働力であり、彼等を雇用するメリットはおおきいはずだ。にもかかわらず、雇用が進まないのはなぜなのだろうか?
第26回13 Healing: Pet Therapy (1)今では充分その価値が認められている「ペットセラピー」。高齢者にとって「生活の質」という観点から「ペットセラピー」がいかに効果的であるかを考える。
第27回13 Healing: Pet Therapy (2)同上
第28回後期まとめ理解度の確認及び補足
第29回まとめまとめ
第30回まとめまとめ
授業形式 演習形式を中心として授業を進めます。内容理解を確認するための小テストや課題提出等を随時課します。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
0% 0% 70% 10% 20% 100%
評価の特記事項 小テストの配分:前期中間小テスト10%、前後期末小テスト各30%、その他の配分:担当発表5%、演習問題の解答等15%
テキスト Reading Fusion 1 『リーディング フュージョン 1 』著者 Andrew E. Bennett
(株)南雲堂
参考文献 特にありません。必要な場合は授業時にその都度指示します。
オフィスアワー(授業相談) 授業内で質問時間を必ず設けますが、さらに質問がある場合は、一年間使用する出席簿の備考欄に書いて下さい。次の授業時に回答します。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ テキストについては、内容の濃さを考慮し、学習する単元の順序を一部変更していますので注意して下さい。
担当を決めてテキストを読んでいきます。本文の内容理解を補う演習問題は全員で挑戦します。疑問箇所は教員が説明しますが、皆さんは大学生らしく自分で学ぶ姿勢を示してください。
欠席が全授業の三分の一を超えた場合は、理由のいかんにかかわらず単位を与えません。レポートなどでの救済手段はありません。