講義名 スペイン語Ⅲ ≪□第一部≫
講義開講時期 通年
曜日・時限 火1
単位数 2

担当教員
氏名
外村 敬子

学習目標(到達目標) 未来のことや仮定の出来事、自分の要求、願望、見解などを伝えることができるようにし、スペイン語をコミュニケーションツールとして使うことができるようにします。
授業概要(教育目的) スペイン語I,IIでは自分や他者について、「直接的なことを伝える」表現を学びました。スペイン語IIIではさらに推量や価値判断の表現を学び、スペイン語の表現に幅を持たせていきます。私達が慣れ親しんでいる日本語で話すときのことを考えてみましょう。同じ内容のことを伝えるにしても、場所や状況により表現の方法を変えていることに気づいているでしょうか。例えば、断定的な表現だけでは円滑なコミュニケーションは難しいでしょうし、また、会話も味気ないものになってしまいます。この授業では、外国語であるスペイン語を学ぶことにより、日常使用している日本語の仕組みや表現についてもあらためて考えていくようにしましょう。
授業計画表
 
項目内容
第1回1。ピカソについて-1
2。文法(現在形と点過去の復習)
3。講義の進め方について
ピカソの年表と当時の社会状況
スペイン語Ⅱで学んだことを復習
現在形と点過去の活用と用法の確認
第2回1。ピカソについてー2
2。文法:線過去、点過去の活用と用法
     目的格代名詞
テキスト2,3ページ
線過去点過去の活用練習
目的格代名詞の確認
第3回1。ベラスケスについて
2。文法:再帰動詞の活用と用法
3。現在完了の活用と用法
テキスト3~4ページ
再帰動詞の活用練習と用法の確認
現在完了の用法の確認
第4回1。ピカソとベラスケス
2。文法:lo que・・・の使い方
3。文法:未来形の活用と用法
テキスト5,6,7ページ
過去完了の活用と用法
未来形の活用練習と用法の確認と復習
第5回1。ベラスケスの『ラス・メニーナス』について
2。文法:命令形の活用
テキスト7,8ページ
tuに対する命令形の練習
第6回1。絵の中の自画像(ベラスケス)
2。文法:過去未来の活用と用法
テキスト9,10,11ページ
過去未来形の活用練習と用法の確認
第7回1。ピカソの『ラス・メニーナス』-1
2。文法:過去分詞と現在分詞の活用と用法
テキスト11,12ページ
現在分詞と過去分詞の活用練習と用法の復習と確認
第8回1。ピカソの『ラス・メニーナス』-2
2。文法:過去完了と使役動詞
テキスト13ページ
過去完了の活用と用法
使役動詞の用法
第9回1。ピカソと闘牛
2。文法:直接話法と間接話法
テキスト14,15ページ
話法の確認
第10回1。ピカソの『剣を持つ男』
2。文法:間接話法の時制ー1
テキスト15,16,17ページ
主文と従属文の時制の確認
第11回1。マネの『草上の昼食』について
2。文法:間接話法の時制の一致
テキスト17,18,19ページ
主文と従属文の時制の確認
第12回1。ピカソの『草上の昼食』
2。文法:接続法の活用と用法-1
テキスト19,20ページ
規則変化動詞の接続法の活用練習と用法
第13回1。ピカソの『草上の昼食』-2
2。文法:接続法の活用と用法-2
テキスト21,22,23ページ
不規則変化の接続法の活用練習
第14回理解度の確認これまでの要点のまとめ
第15回まとめまとめ
第16回1。ピカソと静物画
2。文法:接続法現在の復習
スルバランについて
テキスト24,、24ページ
接続法の活用と確認
第17回1。静物画とは?
2。文法:接続法現在の復習ー2
テキスト26,27ページ
接続法現在の確認ー2
第18回1。ピカソとセザンヌの静物画
2。文法:命令形の活用と用法
セザンヌについて
テキスト28,29ページ
接続法現在の命令形としての用法
第19回1。ピカソとゴッホ
2。文法:命令法(再帰動詞)
ゴッホについて
テキスト30,31ページ
命令法の総合復習
第20回1.ゴッホの自画像とピカソ
2。文法:接続法過去の活用と用法
テキスト32,33ページ
接続法過去の活用練習
第21回1。ピカソとグレコ-1
2。文法:接続法過去の用法-2
グレコについて
テキスト34,35ページ
接続法過去の活用-2
第22回1。ピカソとグレコー2
2。文法:仮定法,条件文-1
テキスト36,37ページ
仮定法,条件文の練習
第23回1。ピカソとクラナッハ
2。文法:仮定法,条件文-2
クラナッハについて
テキスト38,39ページ
仮定法,条件文の練習
第24回1。美術館で一枚の絵に集中しよう
2。文法:仮定法ー2
テキスト40ページ
仮定法
第25回ピカソの総復習プリント配布
第26回ユダヤの話『アダムとイブ』プリント配布
第27回ユダヤの話『ソロモン王の裁き』プリント配布
第28回ラテンアメリカの伝説『雨』プリント配布
第29回理解度の確認16回以降の要点のまとめ
第30回まとめまとめ
授業形式  
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
50% 0% 50% 0% 0% 100%
評価の特記事項 一回2点の小テストを行います。出席と兼ねています。このテストの積み重ねは大事です。自由研究のレポートの提出は大いに評価します。
テキスト 『picasso y yo』Machado  Libros S.A.
『las tres estrellas』片岡紀代子,外村敬子 桜門書房
参考文献 各社のスペイン語辞典
オフィスアワー(授業相談) 授業開始前後20分ほどは本館の講師室にいます。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 20世紀スペインの生んだ最高のの画家、ピカソを学びます。と同時に欧州の絵画の歴史も垣間見ることになります。また一冊を読み通すことで達成感を味わいたい。一学年で文法が終了していない中で訳読するのは始めは大変ですが文法も同時に学んでいくので、次第に慣れてきます。
この授業には、きちんとしっかりと準備してきてください。予習が一番重要です。予習することにより内容がしっかりと把握できることが実感できるでしょう。予習ことにより主体的にものが見えてきます。この姿勢が身につけば学ぶことが楽しくなります。