講義名 スペイン語Ⅳ(再) ≪□第一部≫
講義開講時期 通年
曜日・時限 火4
単位数 2

担当教員
氏名
櫻井 道子

学習目標(到達目標) 未来のことや仮定の出来事、自分の要求、願望、見解などを伝えることができるようにし、スペイン語をコミュニケーションツールとして使うことができるようにします。
授業概要(教育目的) スペイン語I,IIでは自分や他者について、「直接的なことを伝える」表現を学びました。スペイン語IIIではさらに推量や価値判断の表現を学び、スペイン語の表現に幅を持たせていきます。私達が慣れ親しんでいる日本語で話すときのことを考えてみましょう。同じ内容のことを伝えるにしても、場所や状況により表現の方法を変えていることに気づいているでしょうか。例えば、断定的な表現だけでは円滑なコミュニケーションは難しいでしょうし、また、会話も味気ないものになってしまいます。この授業では、外国語であるスペイン語を学ぶことにより、日常使用している日本語の仕組みや表現についてもあらためて考えていくようにしましょう。
授業計画表
 
項目内容
第1回オリエンテーションこの講義に関する詳細の説明
第2回スペイン語とは本当にスペイン語とは何かをしっていますか?
「スペイン語」は存在しないかもしれない、という観点より。
第3回スペイン語文法総まとめ①特別な動詞
第4回スペイン語文法総まとめ②名詞、形容詞、副詞
第5回スペイン語文法総まとめ③様々な時制(点過去 線過去 現在完了)
第6回①から③のまとめ確認テスト(未定)など
第7回実践スペイン語①DVDなどを参考に購読、文法、発音
第8回実践スペイン語②世界遺産DVDを参考に購読 文法 発音
サンティアゴ巡礼と日本の熊野古道を比較する
第9回実践スペイン語③映画を参考に(スペイン市民戦争)を考える
ロルカ(詩人)の生涯を通して(予定)
第10回実践スペイン語④映画を参考にスペインの今を見る
Todo sobre mi madre (アカデミー賞受賞作品の背景)
第11回実践スペイン語①から④までのディベート7から10回目までの復習を簡単にしたのち、この内容に沿ってディスカッション(意見交換)する。
第12回長文を読もう①童話
第13回長文を読もう②どのようにアジアがスペインで紹介されているか
第14回長文を読もう③新聞やニュースをとおして
第15回総まとめ質問 その他 確認のテストなど
第16回後期オリエンテーション前期の成果を踏まえ後期の姿勢の確認
第17回前期の復習①前期に理解しずらい文法を中心に確認
第18回前期の復習②単語を中心に
辞書(電子機器類でない)を用いて学ぶ
第19回前期の復習③文法を中心に
様々な動詞
直説法現在形、点過去形、線過去形
第20回実践スペイン語①単元ごとの短文、その短文を読むのに必要な文法事項の解説
第21回実践スペイン語②単元ごとの短文、その短文を読むのに必要な文法事項の解説と質疑応答
第22回実践スペイン語 まとめ視聴覚資料など、簡単な確認テストなど
第23回実践スペイン語⑤接続法の復習
動詞の変化はもとより、直説法と接続法の簡単な説明ができるまで掘り下げる
第24回実践スペイン語⑥単元ごとの短文、その短文を読むのに必要な文法事項の解説と質疑応答
第25回実践スペイン語⑦単元ごとの短文、その短文を読むのに必要な文法事項の解説と質疑応答
第26回実践スペイン語⑧単元ごとの短文、その短文を読むのに必要な文法事項の解説と質疑応答
第27回実践スペイン語⑨単元ごとの短文、その短文を読むのに必要な文法事項の解説と質疑応答
第28回実践スペイン語⑩単元ごとの短文、その短文を読むのに必要な文法事項の解説と質疑応答
第29回実践スペイン語⑪視聴覚資料
スペインの文化など
第30回まとめ確認まとめ、テスト、視聴覚資料など
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
50% 5% 15% 25% 5% 100%
評価の特記事項 *評価の特記事項
授業に参加する姿勢を評価いたします。(その他、ないしはレポートがない場合は小テストを15%から20%に換算し評価します)
テキスト *テキスト
講義内指定
簡易辞書ではない本の西和辞典
参考文献 特に明記はしないが、新聞等は目を通すよう希望します。
オフィスアワー(授業相談) 火曜日午後
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 指定はしないが、日本を通してスペインを見る、という観点から、日本史及び世界史概説の本を読んでおくことを強く希望します
この講義は、スペイン語の基本を終えた学生を対象としているため、DVDや映画、質疑応答をしながらスペイン語の応用力をつけます。特に標準スペイン語をどのように解釈したらよいかを踏まえ、辞書を使ってニュースや、ビジネス、旅行に行ったときに活用でき、自分の意思を相手に伝えるレベルに到達することを目標とする。

電子機器類の使用を講義中禁止する