講義名 ロシア語Ⅱ ≪□第一部≫
講義開講時期 通年
曜日・時限 火3
単位数 2

担当教員
氏名
小椋 彩

学習目標(到達目標) ロシア語初級文法を習得した人のための授業です。さらに進んだ文法の習得と,応用力をつけることを目指します。また,視聴覚教材を使ってロシアや旧ソ連地域の文化,社会についての知識を深めます。言葉を,その社会的・文化的背景も含めて総合的にとらえることをめざしています。
授業概要(教育目的) 経済成長の著しい隣国ロシアと日本との関係は,今後ますます緊密になっていくことでしょう.言葉は人間のコミュニケーションの柱です.授業では文法学習を中心に,ロシアや旧ソ連諸国の映画・音楽・暮らし・社会事情などをできるだけたくさん紹介し,楽しみながら言葉と文化を学びます.
授業計画表
 
項目内容
第1回イントロダクション
初級で学んだことの復習
第2回初級文法の復習(2)引き続き初級文法の復習と語彙のまとめ
第3回初級文法の復習(3)引き続き初級文法の復習と語彙のまとめ
第4回動詞の体動詞完了体・不完了体について理解を深める
第5回形容詞短語尾形形容詞長語尾形の復習,および短語尾形を理解する
第6回命令法1人称命令法と2人称命令法を理解する
第7回これまでのまとめこれまでのまとめ
第8回形容詞・副詞の比較級形容詞・副詞の比較級を理解する
第9回否定性格所有・存在を否定する生格の用法を学ぶ
第10回数詞個数詞と名詞の結合を理解する.数量生格の用法を学ぶ.時間の表現を学ぶ
第11回無人称文無人称文について理解する
第12回値段の表現値段の表現を学ぶ.買い物の表現を学ぶ
第13回不定人称文,形容詞最上級不定人称文を理解する.形容詞最上級の用法を学ぶ
第14回理解度の確認これまでの要点のまとめ
第15回中間のまとめまとめ
第16回前期の復習前期に学んだことの復習.各自,範囲を自宅で復習して授業に臨むこと
第17回移動の動詞移動の動詞(定動詞・不定動詞)について理解する
第18回関係代名詞関係代名詞・関係副詞について理解する
第19回仮定法仮定法を学ぶ.接続詞чтобыの用法を理解する
第20回小テスト17回から19回までの学習事項の確認テスト
第21回ロシア語講読の基礎これまでに学んだ知識を活かしてロシア語読解を行う.題材は参加者の希望を考慮して決定する
第22回ロシア語講読の基礎資料の読解
第23回ロシア語講読の基礎資料の読解
第24回ロシア語講読の基礎資料の読解
第25回ロシア語講読の基礎資料の読解
第26回ロシア語講読の基礎資料の読解
第27回ロシア語聞きとり映画を観ながらロシア語の聞き取りに挑戦する.
語彙を増やす
第28回ロシア語聞きとり映画を観ながらロシア語の聞き取りに挑戦する.語彙を増やす
第29回理解度の確認16回以降の要点のまとめ
第30回まとめまとめ
授業形式 基本的には教科書に従って進めますが,受講者の理解度を確かめながら,ゆっくり着実に知識をふやしていきます.教科書を終えたあとは,辞書を使ってロシア語の文章を読解します.テーマは受講者の関心を考慮します.
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
50% 0% 0% 50% 0% 100%
評価の特記事項 積極的な授業態度を評価します。
テキスト 桑野隆著『初級ロシア語20課』白水社,1900円+税.
ほか,授業中にプリントを配布します.
参考文献 辞書などは授業内で指示します.
オフィスアワー(授業相談) 質問は授業の前後に受け付けます.前もってメールで連絡してください.
事前学習の内容など,学生へのメッセージ せっかく学び始めたロシア語ですから,ぜひがんばって続けてみてください.言葉を学ぶと世界が広がります.好奇心旺盛な皆さんの積極的な参加をお待ちしています.