回 | 項目 | 内容 |
第1回 | ガイダンス | 社会保障論で何を、どのように学ぶのか?幅広の観点から奥深く解説 |
第2回 | 社会保障制度の目的、生存権 | 主として「憲法」に依拠した考え方(基本思想)に焦点を当てて解説 |
第3回 | 社会保障制度の成立、発展プロセス | 社会保障制度審議会事務局刊行による文献資料等を用いて解説と検証を試みる |
第4回 | 少産・少子・高齢・多死社会の現状、課題、将来展望
| 就業形態の変容と生産年齢人口の減少が社会保険料収入に与える問題等について、実務面からの考察を含めて検討する |
第5回 | 社会保障と税の一体改革論議 | いわゆる「国民会議」で何が決まったのか?取り残された政策課題とは? |
第6回 | 社会保険の概要(1) | 医療保険制度の発展経緯並びに現状と課題の考察 |
第7回 | 社会保険の概要(2) | 介護保険制度の創設経緯並びに外国事例との比較 |
第8回 | 社会保険の概要(3) | 年金保険制度の発展経緯と本質的な政策課題 |
第9回 | 社会保険の概要(4) | 雇用保険制度及び労災保険制度の発展経緯並びに本質的な政策課題 |
第10回 | 外国の社会保障制度(1) | ~ドイツ~ 医療保険制度とわが国の健保制度との関 わり |
第11回 | 外国の社会保障制度(2) | ~ドイツ~ ①「医療保険制度の屋根の下で実施」の 介護保険制度とは何を意味するのか
~ドイツ~ ②人口ピラミッドの変容と年金受給開始 年齢の繰下げ |
第12回 | 外国の社会保障制度(3) | ~フランス~ 高齢者に対する医療提供サービスの実 際とフランスらしい傾向 |
第13回 | 外国の社会保障制度(4) | ~スウェーデン、フィンランド、ロシア~
3ヵ国における近年の社会保障(とくに医療)制度 の実施状況とその特徴 |
第14回 | 「前期」講義の総括 | 「前期」講義の総括並びに試験指導 |
第15回 | 「前期」試験の実施 | 「B試験」方式による実施 |
第16回 | ガイダンス及び前期B試験の結果報告等 | 「後期講義」のポイント及び夏季休暇中における内外社会保障制度の動向解説。前期B試験結果の報告と後期B試験に向けた対応についても触れる |
第17回 | 社会保障制度の発展をめぐる国際機関の役割(1) | OECD(経済協力開発機構)の役割と工夫を配した広報・情報発信機能の実際について解説 |
第18回 | 社会保障制度の発展をめぐる国際機関の役割(2) | ILO(国際労働機関)及びISSA(国際社会保障協会)の役割と近年の活動実績について解説 |
第19回 | 社会保障制度の発展をめぐる国際機関の役割(3) | WHO(世界保健機関)及びEU(欧州連合)の役割と近年の活動実績について解説 |
第20回 | 社会福祉の果たす役割等について | 生活保護を中心に解説するとともに、制度の不正利用が招致する深刻な問題についても触れる |
第21回 | 社会保障をめぐる「今日的政策課題」(1) | 2014年通常国会の審議動向から見えてくること |
第22回 | 社会保障をめぐる「今日的政策課題」(2) | 2014年通常国会の審議動向から見えてくること |
第23回 | 社会保障をめぐる「今日的政策課題」(3) | 2014年臨時国会の審議動向から見えてくること |
第24回 | 社会保障をめぐる「今日的政策課題」(4) | 2014年臨時国会の審議動向から見えてくること |
第25回 | 消費税若しくは付加価値税をめぐる最近の動向 | 国内における「消費税率10%」に向けた首相官邸の直近動向を解説。諸外国にみる付加価値税における「軽減課税率」の適用事例についても触れる |
第26回 | 国際機関統計の実際に学ぶ | OECD(経済協力開発機構)によるHealth Dataを取り上げる。そこから見えてくる「日本の医療提供サービス」の課題と特徴を考えるきっかけをつくる |
第27回 | 外国の「医療・介護」統計の実際に学ぶ | ドイツ連邦保健省公表の「公的医療保険統計」「公・私介護保険統計」の実例紹介及び社会統計一般に見る高度な統計技術について解説 |
第28回 | わが国における医療機関等に対する国の指導・監査 | 厚生労働省「医療Gメン」による摘発・処分事例(不当・不正請求事案)と処分(保険医療機関取消等)の実際について省作成による記者発表資料に基づき解説 |
第29回 | 「後期」講義の総括 | 「後期」講義の総活並びに試験指導 |
第30回 | 「後期」試験 | 「B試験」方式による実施 |