回 | 項目 | 内容 |
第1回 | 第1回
はじめに:産業比較の面白さ | 産業分類および本講に関係する基礎概念を説明します。 |
第2回 | 第2回 Ⅰ 機械工業の世界
(1)日本の経験 | 日本における大衆消費社会の形成(高度成長)と成熟(現在)を概観します。 |
第3回 | 第3回 Ⅰ
(2)サプライヤーの位置づけ | アセンブラーとの関わりからアプローチします。 |
第4回 | 第4回 Ⅰ
(3)道具から機械へ | 機械および機械工業の歴史的形成を学びます。 |
第5回 | 第5回 Ⅱ ME革命
(1)「神経系」 | 「現代産業」の技術的基礎を整理します。 |
第6回 | 第6回 Ⅱ
(2)フレキシビリティ | 現代の「生産システム」の特徴を探ります。 |
第7回 | 第7回 Ⅱ
(3)「産業融合」 | 「情報化」がもたらす「産業システム」の変化について考えます。 |
第8回 | 第8回 補足:取引コストと企業境界の理論 | 「産業システム」を考える理論枠組みを紹介します。 |
第9回 | 第9回 Ⅲ 自動車
(1)規模の経済 | 自動車工業の一般的特徴と,「大量生産」の意義を学びます。 |
第10回 | 第10回 Ⅲ
(2)トヨタ・システム | 「日本型生産システム」の特徴を探ります。 |
第11回 | 第11回 Ⅲ
(3)電子化 | 電気自動車になる前に起こった,カー・エレクトロニクスの現状を概観します。 |
第12回 | 第12回 Ⅳ 電子機器
(1)経験効果? | 電子機器工業の発展ダイナミズムを探ります。 |
第13回 | 第13回 Ⅳ
(2)セル生産方式 | LCA(安上がりの自動化)が普及した,日本の電子機器・部品組み立てを見てみます。 |
第14回 | 第14回 Ⅳ
(3)オープン化 | 「互換性」原理から標準化,そしてオープン化への流れを追っていきます。 |
第15回 | 第15回 中間のまとめ(小テスト) | 前期(14回)のまとめを行います。 |
第16回 | 第16回 Ⅴ サプライヤー・システム (1)自動車・電機の比較 | 「サプライヤー・システム」など基礎概念のより進んだ定義をします。 |
第17回 | 第17回 Ⅴ
(2)系列と下請 | 日本型「サプライヤー・システム」について概観します。 |
第18回 | 第18回 Ⅴ
(3)独立サプライヤー | 独立性が目立つのは,全てのサプライヤーではありませんが,「1次下請」に限りません。 |
第19回 | 第19回 Ⅵ モジュール化
(1)アーキテクチャ論 | 「モジュール化」の意味を理論的に明らかにします。 |
第20回 | 第20回 Ⅵ
(2)自動車の場合 | 自動車工業におけるモジュール化の「実際」を見てみます。 |
第21回 | 第21回 Ⅵ
(3)系列崩壊? | 日本においてもオープン化=「市場化」は進んでいるのでしょうか。 |
第22回 | 第22回 補足:国際産業の世界 | グローバル化が進む「現代産業」と国民経済・地域の関係を概括します。 |
第23回 | 第23回 Ⅶ アウトソーシング
(1)スマイルカーブ | 「企業境界」の最近の動向を考えます。 |
第24回 | 第24回 Ⅶ
(2)EMS | 世界的な台湾のEMS企業(鴻海)をとりあげます。 |
第25回 | 第25回 Ⅶ
(3)中国式! | 参考文献(丸川著)の内容を要約します。 |
第26回 | 第26回 Ⅷ 産業集積
(1)産業集積とは | 経済地理学の議論を紹介し,「企業城下町」型の盛衰(電機:旧松下)を概観します。 |
第27回 | 第27回 Ⅷ
(2)バーミンガム | 最後のイギリス量産車メーカー・ローバーの消滅から,「特化型」産業集積の脆弱さを確認します。 |
第28回 | 第28回 Ⅷ
(3)広東省 | 今日の中国・珠江デルタ産業集積がもつ複合性と,転換のダイナミズムを紹介します。 |
第29回 | 第29回
おわりに:21世紀産業の展望 | 「危険社会」と原発問題を考えます。 |
第30回 | 第30回
まとめ(小テスト) | 後期(16回以降)のまとめを行います。 |