講義名 英語エクステンシブ・リーディングⅠ ≪□第一部≫
講義開講時期 前期
曜日・時限 金1
単位数 1

担当教員
氏名
長谷川 佑介

学習目標(到達目標) 英文の多読により、英語リーディングの能力を高めることを目指します。以下の4点を到達目標とします。
1.英文のリーディング速度の向上。易しめの英文に書かれた内容を楽しみながら、効率的に情報を処理していくような読みができるようになる。
2.英語リーディングによる語彙力の強化。英文中で知らない単語や表現に出会ったときに、その意味を推測したり、理解を深めたりする経験を積む。
3.英語リーディングにおける情報転移スキルの向上。読んだ内容を自分なりに整理し、表現を変えて誰かに伝えられるようになる。
4.英語リーディングの習慣づくり。「授業外でも自主的に英文を読んでみたい」という動機づけを高める。
授業概要(教育目的) 後期開設の「英語エクステンシブ・リーディングⅡ」よりも基礎的な内容を扱います。易しいレベルの本からスタートし、英文をとにかくたくさん読んでいきます。教材には、様々なレベルが取り揃えられた英語学習者向け読み物(Graded Readers)、英語母語話者向け学習教材(Levelled Readers)、SRA Reading Laboratory等を使用します。4つの到達目標を達成するために、以下の4点を行います。
1.時間制限つきの英語リーディング。
2.様々なタイプの語彙力のテスト。
3.読んだ内容を誰かに伝えるようなタスク。
4.英文の感想や英語リーディングの自己評価。
授業計画表
 
項目内容
第1回Week 1: Introduction・授業計画の説明
・事前アンケートの実施
・英語熟達度テストの実施
(4/11予定)
第2回Week 2: Reading a Short Story (1)・SRA多読カードのリーディング
・イギリスの小学校などで使われている読み物のリーディング
・読んだ英文の量を競う読後活動
(4/18予定)
第3回Week 3: Reading a Short Story (2)・SRA多読カードのリーディング
・イギリスの小学校などで使われている読み物のリーディング
・読んだ英文の量を競う読後活動
(4/25予定)
第4回Week 4: Creative Reading (1)・SRA多読カードのリーディング
・ティーンエイジャーが主人公の読み物のリーディング
・推論的なリーディングの力を鍛える読後活動
(5/9予定)
第5回Week 5: Creative Reading (2)・SRA多読カードのリーディング
・ティーンエイジャーが主人公の読み物のリーディング
・推論的なリーディングの力を鍛える読後活動
(5/16予定)
第6回Week 6: Creative Reading (3)・SRA多読カードのリーディング
・ティーンエイジャーが主人公の読み物のリーディング
・推論的なリーディングの力を鍛える読後活動
(5/23予定)
第7回Week 7: Performance Test A・ここまでの学習成果を試すまとめのタスク
(5/30予定)
第8回Week 8: Summary Speech (1)・SRA多読カードのリーディング
・説明文を含めた様々な読み物のリーディング
・読んだ内容を整理して相手に伝える読後活動
(6/6予定)
第9回Week 9: Summary Speech (2)・SRA多読カードのリーディング
・説明文を含めた様々な読み物のリーディング
・読んだ内容を整理して相手に伝える読後活動
(6/13予定)
第10回Week 10: Summary Speech (3)・SRA多読カードのリーディング
・説明文を含めた様々な読み物のリーディング
・読んだ内容を整理して相手に伝える読後活動
(6/20予定)
第11回Week 11: Performance Test B・ここまでの学習成果を試すまとめのタスク
(6/27予定)
第12回Week 12: Reading Report (1)・SRA多読カードのリーディング
・まとまった分量のある読み物のリーディング
・読んだ内容を整理して相手に伝える読後活動
(7/4予定)
第13回Week 13: Reading Report (2)・SRA多読カードのリーディング
・まとまった分量のある読み物のリーディング
・読んだ内容を整理して相手に伝える読後活動
(7/11予定)
第14回Week 14: Performance Test C・ここまでの学習成果を試すまとめのタスク
・事後アンケートの実施
(7/18予定)
第15回まとめまとめ
授業形式 授業時間をいくつかのユニットに分割した演習形式です。下記の例を参照してください。
1.ウォーミングアップのリーディング/語彙テスト(約25分間)。
2.自分で選んだ本のリーディング(約25分間)。
3.読んだ内容を伝えあうタスク(約25分間)。
4.感想のまとめ/自己評価(約15分間)。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
0% 0% 30% 50% 20% 100%
評価の特記事項 元々の英語力の高さよりも、遅刻や欠席をせず、毎回の活動に積極的に参加することが重要です。なお、授業の中で3回程度の小テストを行いますが、それがどのような意味合いなのかは初回の授業で説明します。
テキスト SRA Reading Laboratory 
多読図書ほか
参考文献 古川昭夫・上田敦子(2010)『英語多読入門』コスモピア,税抜1800円.
門田修平・野呂忠司編著(2006)『英語リーディングの認知メカニズム』くろしお出版,税抜3800円.
オフィスアワー(授業相談) 授業終了後、20分間は7号館3階講師室(予定)にて対応しています。なお、この内容に変更がある場合は初回の授業にて連絡します。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 以下の3点に留意してください。詳しくは初回の授業で説明します。
1.本シラバスに記載した内容は、受講生のレベル等に応じて多少の変更を加える可能性があります。
2.授業に遅刻してきた学生には、教員が注意をします。
3.小テスト等において不正行為が疑われる場合には、厳重に対処します。
多読用図書にはフィクションからノンフィクションまで様々な分野のものがあるので、好きなシリーズを中心に授業外でも意欲的に楽しく読み進んでいってもらいたいと思います。