講義名 経済特殊講義Ⅰ(国際課税) ≪□第一部≫
講義開講時期 前期
曜日・時限 金2
単位数 2

担当教員
氏名
伏見 俊行

学習目標(到達目標) 国際課税の概要を習得するとともに,これから国際社会の中で活躍していく上で求められる諸外国についての知識や海外との付き合い方について習得する。
授業概要(教育目的) 国際課税の基礎的な事項について講義するとともに,中国を中心としたアジア諸国との関わり方など国際関係の話題について触れていく。なお,国税庁制作ドラマ等を視聴し,国際課税の実務についての情報を提供する。
授業計画表
 
項目内容
第1回ガイダンスと国際課税の概要講義の進め方について説明するとともに,国際課税の概要について講義する。
第2回国際課税の動向(BEPS関係)国際課税の動向(BEPS関係)等について講義する。
第3回国際課税の動向(外国当局との協力,EOI)国際課税の動向(外国当局との協力,EOI)について講義するとともに,国税庁制作Web-Tax-TVドラマ「海を越えた税務調査1」を視聴する。
第4回国際課税の動向(外国当局との協力,MAP)国際課税の動向(外国当局との協力,MAP)について講義するとともに,国税庁制作Web-Tax-TVドラマ「海を越えた税務調査2」を視聴する。
第5回中国の現状と今後の展望中国の現状と今後の展望について講義するとともに,マネーロンダリングに関する映像を視聴する。
第6回国際課税解説(居住者,非居住者)国際課税(居住者,非居住者)について講義するとともに,パーマネントトラベラーに関する映像を視聴する。
第7回国際課税(相続税の国際取扱い)国際課税(相続税の国際取扱い)について講義するとともに,国際的相続税の取扱いに関する映像を視聴する。
第8回国際課税(外国税額控除)国際課税(外国税額控除)について講義するとともに,国税庁制作Web-Tax-TVドラマ「国際的租税回避行為への取組み」を視聴する。
第9回国際課税(タックスヘイブン対策税制等)国際課税(タックスヘイブン対策税制,過少資本税制等)について講義する。
第10回移転価格課税問題移転価格課税問題の概要と考え方,未然防止策について講義する。
第11回中国税制,税務行政の概要等中国税制,税務行政の概要と今後の動向について講義する。
第12回アジア各国の税制等の概要アジア各国の税制等の概要について講義する。
第13回海外との付き合い方等海外との付き合い方,中国,アジア諸国との交流,ビジネスの考え方について講義する。
第14回理解度の確認要点のまとめ
第15回まとめまとめ
授業形式 講義を中心とするが,随時ドラマ映像の視聴などを織り込み進めていく。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
50% 0% 0% 50% 0% 100%
評価の特記事項 毎回の講義態度(出席状況等)と定期試験で評価する。
テキスト 伏見俊行他著『第2版中国税の基礎知識』税務研究会,2800円.
伏見俊行著『それからの特攻の母』大蔵財務協会,1905円.
参考文献 伏見俊行他著『「税と社会貢献」入門』ぎょうせい,(平成26年5月出版予定)
オフィスアワー(授業相談) 毎週金曜日,3時限後,20分間は本館2階講師室に来ること。事前にアポイントを取り,指示された時間帯に本館2階講師室に来ること。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 国税庁ホームページ,新聞雑誌等により日頃から国際課税の話題や,中国をはじめとしたアジア諸国との関わりに関する情報に関心を持つことを推奨する。また,日本の現状,これからの日本の針路についても関心を持つ必要がある。
参考URL 1 http://www.nta.go.jp/