講義名 マーケティング論 ≪□第一部≫
講義開講時期 通年
曜日・時限 水5
単位数 4

担当教員
氏名
江上 哲

学習目標(到達目標) マーケティングの基礎概念の4pの理解とブランド戦略の理解
授業概要(教育目的) マーケティングの基本とそれを踏まえた現実的な問題意識を持てるようになること。企業行動としてのマーケティングを通して社会を見る眼を養う。
授業計画表
 
項目内容
第1回マーケティングの生成マーケティングがなぜアメリカに生成したのかを、寡占市場形成ともに考える。
第2回マーケティング理論の発展マーケティング学説の発展を生成から現代まで確認する
第3回企業におけるマーケティングの発展現実に企業の成長と共にマーケティングの位置づけの変遷を考える。
第4回典型的なマーケティング戦略としてマネジリアルマーケティングを議論する。マーケティングの4Pを全体的に議論する
第5回マーケティング政策・・・・製品政策①製品差別化戦略製品差別化戦略を議論する
第6回マーケティング政策・・・・製品政策②市場細分化戦略市場細分化戦略について議論する
第7回マーケティング政策・・・・価格政策①非価格競争論マーケティングにおける基本的な価格競争として非価格競争論を議論する。
第8回マーケティング政策・・・・価格政策②管理価格論再販価格維持行為など現実的なマーケティングの価格戦略を議論する。
第9回マーケティング政策・・・・流通経路政策①商業排除論商業経済論を基礎に、商業とマーケティングの関係を議論する。
第10回マーケティング政策・・・・流通経路政策②流通系列化流通系列化をさまざまな類型とおもに議論する
第11回マーケティング政策・・・・販売促進政策①広告マーケティングプロモーションの戦略としての広告を議論する。
第12回マーケティング政策・・・・販売促進政策②セールスマーケティングにおける人的販売を議論する。
第13回マーケティングのケーススタディ①トヨタ自動車の販売政策を議論する
第14回理解度の確認これまでの要点のまとめ
第15回中間のまとめまとめ
第16回ミクロ的マーケティング戦略の全体像マーケティング戦略におけるセグメント、ポジショニング、ターゲット、コンセプト、ブランドのそれぞれの戦略の基礎と位置づけ。
第17回マーケティング・セグメント①市場細分化と製品差別化の異同と実戦的なセグメント戦略
第18回マーケティング・セグメント②現代的なセグメント確定からセグメント創造を講義
第19回マーケティング・ターゲット①実戦的なターゲットをCMを通して講義。
第20回マーケティング・ターゲット②データマイニングやテキストマイニングを活用したターゲット戦略の講義
第21回マーケティング・ポジショニング①ポジショニングの分析手法と実例
第22回マーケティング・ポジショニング②旭山動物園などのケーススターディを例にポジショニング戦略を考える
第23回マーケティング・コンセプト①コンセプト創出の重要性と手法を音楽の作詞家の例で講義する
第24回マーケティング・コンセプト②具体的に個々のヒット商品を取り上げコンセプトを分析する
第25回ブランド戦略①ブランド戦略の全体像を講義
第26回ブランド戦略②石井淳蔵氏の『ブランド』をベースにブランド価値論を講義。
第27回ブランド戦略③価値形態論、貨幣論からブランド価値論を分析する
第28回ブランド戦略④テキストの『ブランド戦略からマーケテイングを学ぶ』の4章を中心にブランド戦略の深層を理論的に講義。
第29回理解度の確認16回以降の要点のまとめ
第30回まとめまとめ
授業形式 講義形式。9月ごろから電子ブックを活用した講義を行いますので、講義の際には、スマホ、パソコンを持参してください。動画やCMなど実際に見ながら講義をします。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
70% 10% 20% 0% 0% 100%
テキスト 江上哲『「もしドラ」現象を読む』海鳥社。
江上哲『ブランド戦略からマーケティングを学ぶ』ミネルヴァ書房
参考文献 石井淳蔵『ブランド』岩波書店
オフィスアワー(授業相談) 毎週火曜日午後16時半から
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 講義の際、板書を見て自分で自分の「ノート」を創作するつもりで受講してください。