講義名 経営情報論 ≪□第一部≫
講義開講時期 通年
曜日・時限 火3
単位数 4

担当教員
氏名
大槻 明

学習目標(到達目標) <前期>
・経営学の基礎的な知識(概要)について理解する.
・情報処理技術の基礎的な知識(概要)について理解する.
・経営情報システムの種類や概要,さらには変遷について理解する.
・経営情報システムが,実際に企業等でどのように活用されているかについて理解する.

<後期>
・ビジネスモデル,経営戦略,財務戦略について理解する.
・情報処理技術やネットワーク技術について理解する.
・ビッグデータの概要や変遷について理解する.
・ビッグデータの環境及び要素技術について理解する.
・経営情報におけるビッグデータの活用事例について学ぶ.
授業概要(教育目的) 現代の企業経営では情報システムの効果的な活用が不可欠です.また,現在ではSNSやセンサーデータを代表としたビッグデータがホットトピックになっており,ビッグデータを企業戦略等に活かすことが重要となっています.
ゆえに,前期では経営学の基礎知識を学び,経営情報システムが実際の企業等でどのように活用されているかについて学びます.
そして,後期ではビジネスモデル,経営戦略,財務戦略について学び,その後に経営情報に必要な情報処理技術について学んだ後で、ビッグデータの変遷や要素技術について学びます.最後に,ケーススタディ等を通じて,現在ビッグデータが経営にどのように活かされているのかについて学びます.
授業計画表
 
項目内容
第1回ガイダンス経営情報論の概要,授業の進め方など
第2回企業について企業活動や目的,CSR,コーポレート・ガバナンス,企業の分類など
第3回経営学基礎1経営マネジメント,組織論,内部統制と職務分掌など
第4回経営学基礎2企業における企画立案
第5回経営学基礎3財務諸表など
第6回経営学基礎4企業関連法、経営戦略・事業戦略(将来像やビジョン、競争戦略、ブランド戦略など)
第7回経営学基礎5マーケティング戦略(4P、4C、事業ドメイン、顧客ニーズ、発想法)など
第8回情報処理技術1テクノロジ系基礎理論、アルゴリズムなど
第9回情報処理技術2アプリ開発、データベース
など
第10回情報処理技術3ネットワークなど
第11回情報処理技術4セキュリティなど
第12回経営への情報システムのインパクト1グループウエア,行政手続きサービスのオンライン化など
第13回経営への情報システムのインパクト2物流・販売支援システム,製造支援システムなど
第14回経営への情報システムのインパクト3ネットショップ、CRM、SCMなど
第15回前期まとめ
第16回ビジネスモデル基礎1問題発見,問題解決,収益モデル,バリューチェーンなど
第17回ビジネスモデル基礎2事業及び企業ドメイン定義,商品とサービス,事業ビジョン,ビジネスモデルの展開など
第18回ビジネスモデル基礎3ソーシャルメディアの活用に着目したビジネスモデルなど
第19回経営戦略の立案1経営戦略論,組織論,ブランド戦略,業界構造分析,差別化戦略など
第20回経営戦略の立案2マーケティング,ポジショニング゙・ビュー,サービス/商品設計,グローバル戦略など
第21回経営戦略の立案3ゲーム理論、M&A、起業など
第22回経営戦略と財務戦略キャッシュフローサイクル,資本構成,資産価値評価など
第23回情報システム戦略1要件定義、システム企画、開発、テスト、運用など
第24回情報システム戦略2アウトソーシング,ソリューションビジネス,ビッグデータの活用など
第25回ビッグデータビッグデータの概要説明及び国内外の動向紹介など
第26回経営情報とビッグデータ1ビッグデータを武器にする企業等1
第27回経営情報とビッグデータ2ビッグデータを武器にする企業等2
第28回経営情報とビッグデータ3ビッグデータを武器にする企業等3
第29回経営情報とビッグデータ4オープンデータ時代の幕開け
第30回後期まとめ

授業形式 基本は講義形式で進めます。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
40% 30% 0% 30% 0% 100%
評価の特記事項 ・講義態度(出席)は,教室に座っている事では無く授業内容の理解度で評価します。
・授業の理解度を測る課題を課しますので,それをレポートとして提出します.
・連続欠席は単位放棄とみなします。
テキスト 適宜指示します。
参考文献 必要があれば授業の中で適宜紹介します。
オフィスアワー(授業相談) ・水曜日の2時限
・火曜日の2時限
事前学習の内容など,学生へのメッセージ ・授業計画は目安であり、受講者の理解度や興味等により随時変更する場合があります。
・履修学生の習熟度により,シラバス内容を随時変更することがあります。
・授業の理解度を測るため、小テストや中間試験を不定期に行うことがあります。