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学習目標(到達目標) |
本講義は国際経営の主な課題を紹介することを目標とする。 |
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授業概要(教育目的) |
・ 多国籍企業の戦略を中心に討論する
・ オペレーション(生産、マーケティング、R&D、ファイナンス等)を実例として使用する
・ 簡単なわかりやすい理論枠組みを使用する
・ できるだけ多くの具体的な事例を使用する
・ できるだけ覚えやすい、印象的な事例を使用する
・ 学生の活発的な参加を期待する |
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授業計画表 |
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回 | 項目 | 内容 |
第1回 | ガイダンス | 総論:フラット化した世界か、セミ・グローバリゼーションか | 第2回 | 収益性と戦略 | 消費者価値、戦略のポジショニング、効率フロンティア、限界効率逓減、アラインメント、価値連鎖、コアコンピタンス | 第3回 | グローバル規模の優位点 | 現地国と事業付加価値のフィット、学習効果、規模の経済、海外子会社のスキルレバレッジ | 第4回 | グローバル活動のプレッシャー | コストプレッシャーと現地化プレッシャー、グローバル統合とローカル適応(IRグリッド) | 第5回 | 多国籍企業の基本戦略 | インターナショナル戦略、グローバル戦略、マルチナショナル戦略、トランスナショナル戦略 | 第6回 | 異文化対応 | 文化、制度、地理、経済的な隔たりを整理するための枠組み(CAGE) | 第7回 | 市場参入 | 国際発展:何処、何時、どんな規模で | 第8回 | 海外進出の形態 | エントリー・モード(輸出、ライセンシング、フランチャイジング、ジョイントベンチャー、グリーンフィールド、M&A等)の利益と不利益 | 第9回 | 国際提携 | 提携と買収・ジョイントベンチャー、提携先の選び方、提携の構造と経営(信頼関係) | 第10回 | 適応戦略 | 適応のためのツール:多様化、絞込み、外部化、設計、イノベーション | 第11回 | 地域化と集約戦略 | 地域戦略の基本形:地域・本国、地域ポートフォリオ、地域ハブ、地域での規格化、地域への委任、地域ネットワーク | 第12回 | 事例研究 | 特定の多国籍企業又は業種の事例 | 第13回 | 組織 | 海外事業部、事業部制、海外子会社のボイス、マトリクス組織 | 第14回 | 人的資源 | 現地従業員と海外駐在員(本国従業員と第三国籍従業員)、駐在員派遣の失敗、帰国 | 第15回 | 試験 | |
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授業形式 |
パワーポイント使用して、通常の講義形式で行うが
質問の時間を取って、ディスカッションを行う:
学生からの活発な参加(発言、短い報告等)が必修。
国際経営に関する新聞記事等(英語を含む)も使用する。 |
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評価方法 |
定期試験
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レポート
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小テスト
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講義態度
(出席)
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その他
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合計
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30% |
0% |
0% |
30% |
40% |
100% |
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評価の特記事項 |
試験結果、出席状況、ディスカッションへの参加度、報告内容などを総合的に評価 |
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テキスト |
なし |
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参考文献 |
パンカジ・ゲマワット 2009 コークの味は国ごとに違うべきか,文藝春秋
Ghemawat 2007 Redefining Global Strategy, Harvard Business School Press
Hill, Wee, & Udayasankar 2012 International Business: An Asian Perspective, McGraw-Hill |
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オフィスアワー(授業相談) |
講義終了時に
又は事前にアポイントメント(メールで) |
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事前学習の内容など,学生へのメッセージ |
英語が読めること |