講義名 税法 ≪□第一部≫
講義開講時期 通年
曜日・時限 金3
単位数 4

担当教員
氏名
伏見 俊行

学習目標(到達目標) 税の目的や役割,税制の概要についての講義等を通じて,将来社会で求められる税の基本的知識を習得する。また,良き社会人になるための基礎となる企業倫理,社会貢献,国際貢献などのモラルや知識を習得する。
授業概要(教育目的) 税制や税務行政の全般についての講義を中心としながら,併せて戦後日本の発展の足跡,その発展を支えた人々の話,税の目的や役割についての話題などにも触れていく。また,国税庁制作ドラマの視聴などにより,生の税務行政のメッセージを提供していく。
授業計画表
 
項目内容
第1回ガイダンスと税務行政の概要
講義の進め方を説明するとともに,税制,税務行政の役割,在り方についての講義を行う。
第2回税務行政の概要現在の税制導入までの変遷の講義を行うとともに,国税庁Web-Tax-TV「国税査察官の仕事」を視聴する。
第3回税務行政の概要戦後の税制の変遷と概要の講義を行うとともに,国税庁Web-Tax-TV「国税徴収官の仕事」を視聴する。
第4回税務行政の概要シャウプ勧告の概要,国税庁の租税教育,広報活動の概要の講義を行うとともに,国税庁制作租税教育アニメDVD「惑星アトン」を視聴する。
第5回税務行政の概要国税庁初代長官訓示とモス氏挨拶について講義を行うとともに,国税庁制作租税教育アニメDVD「惑星アトン2」を視聴する。
第6回日本の税制(法人税)法人税法1(法人税法の概要)について講義する。
第7回日本の税制(法人税)法人税法2(益金と損金)について講義する。
第8回日本の税制(法人税)法人税法3(所得・納税額の計算等)について講義する。
第9回日本の税制(法人税)法人税法4(申告書の作成)について講義する。
第10回日本の税制(所得税)所得税法1(所得税法の概要)について講義する。
第11回日本の税制(所得税)所得税法2(所得分類)について講義する。
第12回日本の税制(所得税)所得税法3(所得・納税額の計算)について講義する。
第13回日本の税制(所得税)所得税法4(申告書の作成)について講義する。
第14回理解度の確認これまでの要点のまとめ
第15回中間のまとめまとめ
第16回日本の税制,税務行政税務行政を支えた制度と民間の力(税理士制度,青色申告制度,納税貯蓄制度など)について講義する。
第17回日本の税制(消費税)消費税1(消費税の概要)について講義する。
第18回日本の税制(消費税)消費税2(消費税の納税義務者、課税対象等)について講義する。
第19回日本の税制,税務行政の変遷にういて戦後日本の税制,税務行政の変遷について講義する。
第20回日本の税制,税務行政の変遷について戦後日本の税制,税務行政の変遷について講義する。
第21回日本の税制(消費税)消費税3(消費税の課税計算の概要)について講義する。
第22回日本の税制(消費税)消費税4(消費税の申告書の作成等)について講義する。
第23回日本の税制(相続税等)相続税等1(相続税の概要)について講義する。
第24回日本の税制(相続税等)相続税等2(相続税の課税計算)について講義する。
第25回日本の税制(相続税等)相続税等3(贈与税の課税計算等)について講義する。
第26回日本の税制(相続税等)相続税等4(相続税・贈与税の申告書の作成等)について講義する。
第27回日本の税制(その他の税制)その他の税制について講義する。
第28回税務行政の話題,税務行政のあり方について講義する。税務行政の話題,税務行政のあり方について講義する。
第29回理解度の確認16回以降の要点のまとめ
第30回まとめまとめ
授業形式 講義を中心とするが,随時税に関するドラマ映像の視聴などを織り込み進めていく。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
60% 0% 0% 40% 0% 100%
評価の特記事項 最終授業時試験,前期最終授業時中間テスト及び講義態度(出席状況等)により評価する。
テキスト 伏見俊行著『それからの特攻の母』大蔵財務協会,1905円.
伏見俊行他著『「税と社会貢献」入門』ぎょうせい,(平成26年5月出版予定)
参考文献 伏見俊行他著『第2版中国税の基礎知識』税務研究会,2800円.
オフィスアワー(授業相談) 毎週金曜日,3時限後,20分間は本館2階講師室に来ること。事前にアポイントを取り,指示された時間帯に本館2階講師室に来ること。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 国税庁ホームページ,新聞雑誌等により日頃から税の話題に関心を持つことを推奨する。また,日本の税制や税務行政の変遷などを理解するための参考として『それからの特攻の母』を通読することを推奨する。
参考URL 1 http://www.nta.go.jp/