講義名 データ処理論　≪□第一部≫
講義開講時期 前期
曜日･時限 水５
単位数 2

担当教員
氏名
寺沢　幹雄

学習目標(到達目標) 表計算ソフトの利用を通して，コンピュータによる問題解決方法の基礎を学び，経済分野での実践力を身につけることを目標としています。
授業概要(教育目的) アンケート調査などでは多くのデータを扱いますが，その中から有益な情報を得るためには，データを正しく処理するための原理の理解とコンピュータの技能が必要になります。この講義では，表計算ソフトExcelの基礎を学習した後に，グラフ作成，数式計算，帳票作成，データ集計，統計処理などの実用的な問題解決方法の基礎を習得します。
「情報技術論」を履修しているか，同等の知識を持っていていることを前提としていて，パソコンの基本操作やワープロ入力程度のスキルが必要です。
授業計画表
 
回項目内容
第1回表計算ソフトの基礎表計算の基本的概念，応用分野，操作法の基礎について学習します。
第2回Excel操作の基本表計算ソフトExcelによる問題解決の流れを理解します。
第3回グラフ作成与えられたデータを効果的に表現するグラフを作成する方法を学びます。
第4回数式計算の基礎Excelで計算式を記述する方法の基本を学びます。
第5回数式計算の利用簡単な例を通して計算式の記述方法を身につけます。
第6回数式計算の経済学分野への応用経済分野での実用的な例について計算式を応用します。
第7回帳票の作成表の作成方法を学びます。
第8回会計処理実例を通して会計処理への応用を学びます。
第9回データ集計統計データの集計，並べ替えの方法について学びます。
第10回データベースの基礎データベースの基本，データベース関数の利用について学びます。
第11回統計処理の基礎統計処理の基本を学び，視覚的な表現方法について学びます。
第12回統計処理相関分析を通してデータの性質を理解します。
第13回統計処理の応用実際の統計データを利用して実用的な統計処理を学びます。
第14回理解度の確認要点をまとめます。
第15回まとめ当期に学んだことをまとめます。
授業形式 基本的にはコンピュータを用いて実習しますが，基本的知識については必要に応じて講義形式で学習します。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
（出席） 		その他 合計
0% 50% 10% 40% 0% 100%
評価の特記事項 レポートは主にExcelを使った課題になるので，自宅等でExcelの使える環境を用意してください。
テキスト 寺沢，中邨『Excelによるデータ処理』昭晃堂，2500円．
参考文献 末吉『EXCEL ビジネス統計分析 第2版』翔泳社，2570円．
オフィスアワー(授業相談) 事前にアポイントをとり，指示された時間に8号館の研究室に来てください。連絡先は授業初回に説明します。
事前学習の内容など，学生へのメッセージ 実習を伴うので，一度でも欠席すると周囲に迷惑をかけることになります。欠席のないようにしてください。