講義名 倫理学概論 ≪□第一部≫
講義開講時期 通年
曜日・時限 火4
単位数 4

担当教員
氏名
永野 潤

学習目標(到達目標) 1.倫理学の基本的考えかたについて説明する。
2.さまざまな社会問題について、偏見や先入観にとらわれず、自分の頭で創造的に思考する力を身につける。
3.抽象的な知識ではない、社会の中で他者と生きるうえで必要な倫理意識、人権意識を身につける。
授業概要(教育目的) この授業では、さまざまな社会問題(特に、この社会でともに暮らすさまざまな少数者の人権にかかわる問題)について講義形式で説明します。マンガや映画などを題材に、かたくるしくない授業をめざしますが、じっさいに自分の頭で考えながら授業に参加してほしい。
授業計画表
 
項目内容
第1回はじめに
第2回自己決定とパターナリズム1自分のことは自分できめる?
第3回自己決定とパターナリズム2自分のことは自分できめる?
第4回義務論と目的論1カント主義と功利主義について
第5回義務論と目的論2カント主義と功利主義について
第6回創造的に考える1にせのジレンマにだまされるな
第7回創造的に考える2にせのジレンマにだまされるな
第8回事実と規範1である文とべきだ文
第9回事実と規範2である文とべきだ文
第10回ジェンダーと倫理1ジェンダーにかかわる倫理問題
第11回ジェンダーと倫理2ジェンダーにかかわる倫理問題
第12回生殖と倫理1生殖にかかわる倫理問題
第13回生殖と倫理2生殖にかかわる倫理問題
第14回優生学と倫理1優生学の歴史と問題点
第15回優生学と倫理2優生学の歴史と問題点
第16回優生学と倫理3優生学の歴史と問題点
第17回障害学と倫理1障害にかかわる倫理問題
第18回障害学と倫理2障害にかかわる倫理問題
第19回死と倫理1安楽死・尊厳死にかかわる倫理問題
第20回死と倫理2安楽死・尊厳死にかかわる倫理問題
第21回死と倫理3安楽死・尊厳死にかかわる倫理問題
第22回言語と倫理1少数者の言語にかかわる倫理問題
第23回言語と倫理2少数者の言語にかかわる倫理問題
第24回外国人と人権1日本にくらす外国人にかかわる倫理問題
第25回外国人と人権2日本にくらす外国人にかかわる倫理問題
第26回貧困と倫理1貧困にかかわる倫理問題
第27回貧困と倫理2貧困にかかわる倫理問題
第28回まとめ
授業形式 講義形式です。また、毎回授業についてのコメントを書いてもらいます。そのうちの一部を次の回の授業で匿名で紹介することがあります
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
0% 80% 0% 20% 0% 100%
テキスト プリントを配布
参考文献 野崎泰伸『生を肯定する倫理へ 障害学の視点から』(白澤社、2011年)、玉井真理子・大谷いづみ編『はじめて出会う生命倫理』 (有斐閣、2011年)、アンソニー・ウエストン『ここからはじまる倫理』春秋社、2004年
オフィスアワー(授業相談) 授業内で配布した指定アドレスに連絡してください。回答は次回授業後とします。