講義名 原価計算論Ⅱ ≪大学院≫
講義開講時期 後期
曜日・時限 水2
単位数 2

担当教員
氏名
高橋 賢

学習目標(到達目標) 業績評価会計の基本である事業部制会計について理解できるようになる。
授業概要(教育目的) 事業部制会計の基本書を輪読することにより,業績評価会計の基本概念と理論を習得する。
授業計画表
 
項目内容
第1回ガイダンス業績評価会計の概要
第2回事業部制組織(1)事業部制と職能組織の比較
第3回事業部制組織(2)本社スタッフ部門と事業部スタッフ部門の役割
第4回事業部制会計と会計基準会計公準と事業部制会計
第5回事業部業績尺度としての利益(1)経営管理者の成功度合いの測定
第6回事業部業績尺度としての利益(2)事業部利益測定のためのルール
第7回事業部利益測定上の諸問題減価償却の意義と方法
第8回事業部利益測定上の諸問題直接原価計算
第9回投資利益率と残余利益による事業部業績の評価業績測定尺度としての投資利益率
第10回投資利益率と残余利益による事業部業績の評価残余利益の業績評価への利用
第11回事業部間の振替価格利益責任と部分最適化の危険性
第12回事業部間の振替価格理想的な振替価格
第13回事業部の業務活動に対する予算統制予算に対する事業部の責任とその限界
第14回非財務的な業績測定尺度生産性の測定とマーケティングの有効性
第15回まとめまとめ
授業形式 受講者は教科書の指定箇所について予習し,毎回質問票を印刷し全員に配布する。その質問票をもとに,全員で議論する。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
0% 10% 0% 90% 0% 100%
評価の特記事項 授業への参加状況を特に考慮する。
テキスト ソロモンズ著,櫻井通晴・鳥居宏史監訳「事業部制の業績評価」東洋経済新報社,2005年,3,800円
参考文献 適宜指示する。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 教科書の指定された箇所を事前に読み,各自質問票を作成すること。