講義名 情報論Ⅰ ≪大学院≫
講義開講時期 前期
曜日・時限 金5
単位数 2

担当教員
氏名
新田 義彦

学習目標(到達目標) ・今日の社会の基底に存在する巨大な情報システムの存在と機能を理解し、その様々な特性の中のどれか1つに注目して、発表討論することを目標とする。
・期末には発表内容をレポートとして提出してもらう。
・情報技術に今まで無縁・無関心であった学生の参加を歓迎する。

授業概要(教育目的) 《講義のテーマ》
「情報」という概念の本質について,経済,言語,知能,などの観点から探る。インターネットとの関わりを特に重視する。対話や討論,発表を主体とするセミナー形態を取りたい。
《講義のねらい》
現代人の基本生活知というべき情報概念の本質について,情報科学,人工知能論,経済学,言語学,哲学,認知論,オペレーションズ・リサーチ論(特にゲーム理論),などの知見や方法論を援用して考究する。
小人数の大学院生を対象として対話や討論,発表を主体とするゼミナール形式の授業としたい。取り上げるテーマや課題,テキスト,参考文献なども受講者と相談しつつ柔軟に決定する。


授業計画表
 
項目内容
第1回テーマの決定(1)テーマの決定のヒントとなる知識の提示(1)
第2回テーマの決定(2)テーマの決定のヒントとなる知識の提示(2)
第3回テーマの決定(3)テーマの決定のヒントとなる知識の提示(3)
第4回インターネットの利用による情報収集(1)左記の実行支援(1)
第5回インターネットの利用による情報収集(2)左記の実行支援(2)
第6回インターネットの利用による情報収集(3)左記の実行支援(3)
第7回インターネットの利用による情報収集(4)左記の実行支援(4)
第8回インターネットの利用による情報収集(5)左記の実行支援(5)
第9回収集情報の分析、結果の発表(1)左記の実行、それに対するコメント(1)

情報収集の目安となるキーワードの一部を列挙すると,下記のようになる。
インターネットと現代情報社会,社会福祉と情報システム,情報概念が近代経済学に与えた影響,近未来のサイバー・ビジネス環境,人工知能の哲学,言語理解と機械翻訳,言語とメタ言語,学習と推論,複雑系,人工生命,ロボット論(人間の知能への機械論的接近),エージェントとインターネット,など
第10回収集情報の分析、結果の発表(2)左記の実行、それに対するコメント(2)

情報収集の目安となるキーワードの一部を列挙すると,下記のようになる。
インターネットと現代情報社会,社会福祉と情報システム,情報概念が近代経済学に与えた影響,近未来のサイバー・ビジネス環境,人工知能の哲学,言語理解と機械翻訳,言語とメタ言語,学習と推論,複雑系,人工生命,ロボット論(人間の知能への機械論的接近),エージェントとインターネット,など
第11回収集情報の分析、結果の発表(3)左記の実行、それに対するコメント(3)

情報収集の目安となるキーワードの一部を列挙すると,下記のようになる。
インターネットと現代情報社会,社会福祉と情報システム,情報概念が近代経済学に与えた影響,近未来のサイバー・ビジネス環境,人工知能の哲学,言語理解と機械翻訳,言語とメタ言語,学習と推論,複雑系,人工生命,ロボット論(人間の知能への機械論的接近),エージェントとインターネット,など
第12回最近の人工知能技術(1)言語情報を処理するための人工知能技術
第13回最近の人工知能技術(2)知識発掘、知識抽出をするための人工知能技術
第14回理解度の確認要点のまとめ
第15回まとめまとめ
授業形式 ・テーマの決定とテーマに沿う文献の調査,インターネットの利用による情報収集,など。発表と討論は適宜行なう。
・テーマ決定の目安となるキーワードの一部を列挙すると,下記のようになる。
インターネットと現代情報社会,社会福祉と情報システム,情報概念が近代経済学に与えた影響,近未来のサイバー・ビジネス環境,人工知能の哲学,言語理解と機械翻訳,言語とメタ言語,学習と推論,複雑系,人工生命,ロボット論(人間の知能への機械論的接近),エージェントとインターネット,など。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
0% 60% 0% 40% 0% 100%
評価の特記事項 平素の受講態度,熱意,発表討論内容,などを総合的に勘案して決定する。
テキスト 新田義彦著『機械翻訳の原理と活用法』,明石書店,2012.
参考文献 矢田光治編,新田義彦他著『AI 総覧』フジ・テクノシステム,1987.野村浩郷編,新田義彦他著『言語処理と機械翻訳』講談社サイエンティフィック,1991.佐良木 昌・新田義彦著『正規表現とテキスト・マイニング』(初版第2刷)明石書房,2008.
オフィスアワー(授業相談) 毎週 火曜 水曜 木曜 金曜
  11:00 ~ 19:30
講義前あるいは終了後、講師室前で小生をつかまえて相談してください。 
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 受講者はパソコン( Windowsマシン)を所有し,文書作成やインターネット検索程度の経験を持っていることが大前提となる。
自由度の高いテーマを設定し、インターネット検索をベースとする調査をし、報告討論をするゼミ形式の講義を考えている。堅苦しく考えず気楽に楽に受講してほしい。
今まで情報処理と無縁であった学生も歓迎する。
テキストは受講者の希望があれば変更可。