講義名 資産税法 ≪大学院≫
講義開講時期 後期
曜日・時限 水7
単位数 2

担当教員
氏名
伏見 俊行

学習目標(到達目標) 相続税を中心とした資産課税の概要を習得するとともに,格差問題と税の関わりなど資産課税が持つ機能等について研究する。
授業概要(教育目的) 学生が主体となり税制の研究,判例研究などを行い,その結果の発表,意見交換を通じて資産課税の概要を習得する機会を提供する。
授業計画表
 
項目内容
第1回ガイダンス講義の進め方を説明するとともに,発表等の分担を決定する。
第2回「格差問題と税」の関わり「格差問題と税の関わり」に関する講義を行う。
第3回相続税等の納税義務者の範囲相続税等の納税義務者の範囲についての発表と関連する判例の発表・意見交換を行う。
第4回相続財産の所在と国外財産調書制度相続財産の所在と国外財産調書制度についての発表と関連する判例の発表・意見交換を行う。
第5回本来の相続財産とみなし相続財産本来の相続財産とみなし相続財産についての発表と関連する判例の発表・意見交換を行う。
第6回相続税等の非課税財産相続税等の非課税財産についての発表と関連する判例の発表・意見交換を行う。
第7回相続税の課税計算相続税課税計算の概要についての発表と関連する判例の発表・意見交換を行う。
第8回相続時精算課税制度,贈与税の課税計算相続時精算課税制度及び贈与税の課税計算についての発表と相続税申告関係の判例の発表・意見交換を行う。
第9回農地等及び非上場株式の納税猶予制度(事業承継税制)農地等の納税猶予制度についての発表と非上場株式の納税猶予制度(事業承継税制)についての発表・意見交換を行う。
第10回財産評価の概要財産評価の概要についての発表と関連する判例の発表・意見交換を行う。
第11回路線価の求め方路線価の求め方についての発表と関連する判例の発表・意見交換を行う。
第12回路線価評価の実践等路線価評価の実践と評価通達による株式評価についての判例の発表・意見交換を行う。
第13回非上場株式の評価方法非上場株式の評価方法についての発表と関連する判例の発表・意見交換を行う。
第14回理解度の確認要点のまとめ
第15回まとめまとめ
授業形式 原則として,毎回担当者を指名し,指名された学生はその課題についてパワーポイントの発表用資料を作成し報告するとともに,意見交換を行う。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
0% 0% 0% 70% 30% 100%
評価の特記事項 毎回の講義態度(報告内容等)と発表用資料で評価する。
テキスト 伏見俊行著『それからの特攻の母』大蔵財務協会,1905円.
伏見俊行他著『「税と社会貢献」入門』ぎょうせい,(平成26年5月出版予定)
参考文献 伏見俊行他著『第2版中国税の基礎知識』税務研究会,2800円.
オフィスアワー(授業相談) 研究室在室時に対応する(メール等で事前連絡要)。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 国税庁ホームページ,新聞雑誌等により日頃から資産課税の話題,税と格差問題に関する話題に関心を持つことを推奨する。
参考URL 1 http://www.nta.go.jp/