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学習目標(到達目標) |
現代リベラリズムにおける政治経済学の規範理論として,ジョン・ロールズの『正義論』の意義を読解し,公共政策の課題について説明できる. |
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授業概要(教育目的) |
ジョン・ロールズの『正義論』を精読することを通じて,公共政策の課題について考える. |
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授業計画表 |
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回 | 項目 | 内容 |
第1回 | イントロダクション | 講義の進め方と報告について. | 第2回 | ロールズ『正義論』を読む(1) | ロールズ『正義論』の背景と目的について. | 第3回 | ロールズ『正義論』を読む(2) | ロールズ『正義論』の方法論について. | 第4回 | ロールズ『正義論』を読む(3) | ロールズ『正義論』における正義の原理の正当化、社会的基本財と格差原理について. | 第5回 | ロールズ『正義論』を読む(4) | ロールズ『正義論』における正義の原理の正当化、マクシミンルールと正義にかなった貯蓄原理について. | 第6回 | ロールズ『正義論』を読む(5) | ロールズ『正義論』における正義の原理の正当化、公正な機会均等と平等について. | 第7回 | ノジック『アナーキー・国家・ユートピア』を読む(1) | ノジック最小国家論の構想について. | 第8回 | ノジック『アナーキー・国家・ユートピア』を読む(2) | ノジックの権利観について | 第9回 | ノジック『アナーキー・国家・ユートピア』を読む(3) | ノジックの権原理論について. | 第10回 | ノジック『アナーキー・国家・ユートピア』を読む(4) | ノジックのユートピア論について. | 第11回 | ロールズとゴーティエ(1) | 社会契約論と合理的選択理論について. | 第12回 | ロールズとゴーティエ(2) | ゴーティエのロールズ批判について. | 第13回 | 国際性議論と社会契約 | ロールズ原理の国際正義への適用について, | 第14回 | 自由報告 | 自由なテーマによる報告, | 第15回 | まとめ | 前期の講義のまとめ. |
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授業形式 |
『正義論』の各章を分担して内容を報告する. |
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評価方法 |
定期試験
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レポート
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小テスト
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講義態度
(出席)
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その他
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合計
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0% |
60% |
0% |
40% |
0% |
100% |
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テキスト |
ジョン・ロールズ『正義論』紀伊国屋書店,2011.
飯島昇藏『社会契約』東京大学出版界,2001. |
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参考文献 |
特になし. |
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オフィスアワー(授業相談) |
火曜3時〜4時. |
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事前学習の内容など,学生へのメッセージ |
難解とされる著作の輪読と報告が中心である.受講者の積極的参加を期待する. |