講義名 都市経済学Ⅰ　≪大学院≫
講義開講時期 前期
曜日･時限 月４
単位数 2

担当教員
氏名
浅田　義久

学習目標(到達目標) 本講義は，都市問題，特に日本の都市で起きている問題を経済学で分析することを目的とします。
都市問題論Ⅰでは，日本の都市問題を実証的に検討する理論的基礎付けとして，先端的な都市経済学，地域経済学を学ぶ。
授業概要(教育目的) 都市問題論Ⅱで実証分析を行う予定なので，前期にはやや高度な数学を用いた都市経済学を理論的に学ぶ。
授業計画表
 
回項目内容
第1回ガイダンス－科目の概要と講義の進め方 本科目の概要を理解し，提示されたシラバスの目標をより明確に確認し，今後の講義で留意すべき点などを解説する。
第2回The Basic Model-1いわゆるアロンゾモデルの構造を学ぶ。
第3回The Basic Model-2A Small and Open City における市場均衡を導出する。
第4回The Basic Model-3A Small and Open City における市場均衡を導出する。
第5回The Basic Model-4A Small and Open City における最適都市を学ぶ。
第6回City Formation and City Sizes-1単一都市を想定したThe Basic Modelから複数都市へモデルを拡張する。
第7回City Formation and City Sizes-2次に，都市の数を限定して，モデル化する．
第8回City Formation and City Sizes-3City Formation and City Sizes-3
第9回City Formation and City Sizes-4市場均衡での都市数を学ぶ。
第10回Local Public Goods-1Local Public Goodsの外部性を学ぶ。
第11回Local Public Goods-2Local Public Goodsの混雑外部性を学ぶ。
第12回Local Public Goods-3Local Public Goodsの市場均衡と最適供給量を学ぶ。
第13回Traffic Congestion and Land Use for Transportation-1混雑を伴う交通機関をモデル内に入れ込む。
第14回Traffic Congestion and Land Use for Transportation-2混雑を伴う交通機関を組み入れたモデルで土地利用の市場均衡，最適土地利用を学ぶ。
第15回まとめ本講義で学んだ事柄を確認する。
授業形式 演習形式。学生が下記教科書を基に報告する。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
（出席） 		その他 合計
0% 70% 0% 0% 30% 100%
評価の特記事項 演習形式であるため，毎回の報告内容を評価する。
テキスト Yoshitsugu Kanemoto "Theories of urman externalities"
オフィスアワー(授業相談) オフィスアワーは適時変更します。事前に下記のWEBを参考にアポイントを取ること。
http://members.jcom.home.ne.jp/0722575411/
事前学習の内容など，学生へのメッセージ 上記のテキストを理解するためのミクロ経済学の基礎が出来ていること。また，後期に実証分析を行うので計量経済学と同時履修すること。
履修にあたっては毎回テキストを理解して授業に臨み，理解出来ない点を授業で学び，授業後に復習すること。