講義名 美術史 ≪□第一部≫
講義開講時期 前期
曜日・時限 木5
単位数 2

担当教員
氏名
王 凱

学習目標(到達目標) 中国宮廷美術は、数千年の歴史を持ち、中国文化芸術の発展に巨大な作用と重大な影響を与えてきたのである。この授業を受けた結果、「中国宮廷美術」という歴史知識及び美術の専門用語を理解し、各時代の宮廷画家たちの絵画作品の芸術特徴を説明することができる。また、中国宮廷絵画の特徴とその芸術作品の鑑賞を結び付け、美術史の基礎知識を獲得することができるようになる。
授業概要(教育目的) 中国宮廷美術は中国の伝統絵画を語る上で重要な構成部分を占めており、宮廷美術の発展は皇帝がそれを重視していることや画院制度の確立によることが大である。本授業は中国宮廷の各時代の絵画作品について分析しながら、中国歴代の宮廷画家たちがどのように山水画、花鳥画、人物画などの絵画創作を行ったのかを解説する。また、「宮廷画家」というDVDを鑑賞しながら、中国絵画の基礎知識を身に付けることで、授業終了時には美術史に対する知識が身につくことを目標とする。
授業計画表
 
項目内容
第1回オリエンテーション  授業概要の説明
第2回隋唐宮廷の美術(一)
隋唐宮廷画家とその絵画作品について説明する。準備学習:テキストの第一章(一~二)を予め読んでおくこと。
第3回隋唐宮廷の美術(二) 隋唐宮廷画家とその絵画作品について説明する。準備学習:テキストの第一章(三~四)を予め読んでおくこと。
第4回五代十国宮廷の美術(一)
五代十国宮廷画家とその絵画作品について説明する。準備学習:テキストの第二章(一~三)を予め読んでおくこと。
第5回五代十国宮廷の美術(二) 五代十国宮廷画家とその絵画作品について説明する。準備学習:テキストの第二章(四~五)を予め読んでおくこと。
第6回宋代宮廷の美術(一) 宋代宮廷画家とその絵画作品について説明する。準備学習:テキストの第三章(一~三)を予め読んでおくこと。
第7回宋代宮廷の美術(二) 宋代宮廷画家とその絵画作品について説明する。準備学習:テキストの第三章(四~六)を予め読んでおくこと。
第8回元代宮廷の美術(一) 元代宮廷画家とその絵画作品について説明する。準備学習:テキストの第四章(一~二)を予め読んでおくこと。
第9回元代宮廷の美術(二)
元代宮廷画家とその絵画作品について説明する。準備学習:テキストの第四章(三~四)を予め読んでおくこと。
第10回明代宮廷の美術(一) 明代宮廷画家とその絵画作品について説明する。準備学習:テキストの第五章(一~二)を予め読んでおくこと。
第11回明代宮廷の美術(二) 明代宮廷画家とその絵画作品について説明する。準備学習:テキストの第五章(三~四)を予め読んでおくこと。
第12回清代宮廷の美術(一) 清代宮廷画家とその絵画作品について説明する。準備学習:テキストの第六章(一~二)を予め読んでおくこと。
第13回テスト 今まで勉強した範囲でテストをする。(ノート、教科書持込可)
第14回清代宮廷の美術(二) 清代宮廷画家とその絵画作品について説明する。準備学習:テキストの第六章(三)を予め読んでおくこと。
第15回理解度の確認 これまでの要点のまとめ
授業形式 テキストを使用し、多くの絵画作品を紹介する。また、関連資料として「宮廷画家」というDVDの鑑賞を行った後、授業内容に関する小レポートを提出して頂く。 

評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
0% 0% 50% 50% 0% 100%
評価の特記事項 平常点として授業期間の小テスト(テキスト・ノート持込み可)50%及び出席(小レポートの評価)50%を合わせて総合的に評価することとする。

テキスト テキストは授業内に指示する。
オフィスアワー(授業相談) 授業内で配布した指定アドレスに連絡してください。回答は次回授業後とする。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 1.美術の分野に興味を持っていること。
2.多くの絵画作品を鑑賞すること。
3.授業中の私語は禁止であるので、学習に真剣に取り組む姿勢が求められる。