回 | 項目 | 内容 |
第1回 | 科学とは何か | 人文科学、社会科学と対比しながら、自然科学という知の体系の特徴を考える。
【準備学習】
「科学」とはどのような学問なのかについて、自分なりのイメージを持って講義に臨むこと。 |
第2回 | 原子爆弾の開発と巨大科学 | 第二次世界大戦下のアメリカでの軍事技術の開発について、原子爆弾を中心に解説し、現代の巨大科学の出発点を探る。
【準備学習】
「核分裂」「マンハッタン計画」の意味を調べておくこと。
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第3回 | コンピュータの誕生 | 第二次世界大戦の直後に完成した真空管式計算機ENIACの開発過程を中心に、コンピュータの起源を学ぶ。
【準備学習】
「コンピュータ」「プログラム内蔵」とは何を意味するのか、定義を調べておくこと。 |
第4回 | 地球科学 | プレートテクトニクス理論と地震の原因など、現在の地球科学の基礎理論の形成について学ぶ。
【準備学習】
「大陸移動説」「断層」の意味を調べておくこと。
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第5回 | DNAの構造と遺伝学 | DNAの二重らせんモデルの確立に至る、遺伝学の発展を学ぶ。
【準備学習】
「ダーウィン」「メンデル」「ワトソンとクリック」は何を行った人物なのかを調べておくこと。 |
第6回 | 宇宙開発 | 現代の宇宙論の形成と、アポロ計画を中心とした宇宙開発の歴史を学ぶ。
【準備学習】
「ビックバン」の意味を調べておくこと。 |
第7回 | 石油と化学工業 | 化学工業の発展と石炭から石油へのエネルギー転換について学ぶ。
【準備学習】
「ハーバー・ボッシュ法」「ナイロン」の意味を調べておくこと。 |
第8回 | 高度経済成長と公害 | 日本の高度経済成長とその過程で生じた公害問題を通じて、科学技術の負の側面について考える。
【準備学習】
「日本の四大公害」とは何なのかを調べておくこと。 |
第9回 | 原子力と新エネルギー | 石油に代わるエネルギー源として開発されてきた、原子力をはじめとする新エネルギーの技術について学ぶ。
【準備学習】
「原子力発電」「クリーンエネルギー」とは何なのかを調べておくこと。 |
第10回 | 半導体とパーソナルコンピュータ | 半導体と集積回路により急激な発展を続けるコンピュータの歴史を学ぶ。
【準備学習】
第3回の授業で配付したプリントを復習し、その後のコンピュータがどのように発展したのかを考えておくこと。 |
第11回 | バイオテクノロジー | 分子生物学を応用した遺伝子工学の発展について学び、その応用の可能性と問題点について考える。
【準備学習】
第5回の授業で配付したプリントを復習し、その後の生物学がどのように発展したのかを考えておくこと。
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第12回 | 地球環境問題 | 地球温暖化、酸性雨、オゾン層破壊などの環境問題について学び、それに対する科学技術のあり方を考える。
【準備学習】
第8回の授業で配付したプリントを復習し、公害と環境問題の関係を考えておくこと。 |
第13回 | ナノテクノロジー | 材料科学と、フラーレン、カーボンナノチューブなど、ナノテクノロジーの可能性を考える。
【準備学習】
「X線回折法」「トンネル電子顕微鏡」の意味を調べておくこと。 |
第14回 | インターネット | ARPAネットから始まるコンピュータ・ネットワークの歴史を通じて、新たに展開しつつあるネットワーク社会の現状を検討する。
【準備学習】
第3回、10回の授業で配付したプリントを復習し、コンピュータをつなぐネットワークの発展について考えておくこと。 |
第15回 | まとめ | まとめ |