講義名 ドイツ語Ⅱ ≪□第一部≫
講義開講時期 後期
曜日・時限 火5・土3
単位数 2

担当教員
氏名
坪谷 準治

学習目標(到達目標) ドイツ語Ⅰで学んだことを基礎に,簡単なテキストを読み,より豊かな語彙・表現を習得します。
また,「教養科目としてのドイツ語」の観点から,ドイツ語を通してドイツならびにヨーロッパの地理・文化・歴史・社会などについて学び,異文化に対する理解を深めます。
授業概要(教育目的) 文法事項を復習しながら,テキストの読解・音読などを中心に授業を進めます。
また,ドイツならびにヨーロッパの歴史,社会,文化,時事問題についても随時紹介・解説し,国際的な幅広い視野の育成を図ります。
授業計画表
 
項目内容
第1回後期授業の説明後期授業の進め方、授業到達目標、成績評価基準などの説明をする。
第2回発音練習前期授業の復習をする。
[準備]
後期授業を理解するために、前期のドイツ語Ⅰの教科書は必ず持ってくること。
第3回Ich heiße Ai Ito.規則動詞、語順、疑問詞の文を読む。
[準備]
テキストの文法事項は、あくまでも確認のためのものであるが、本文解釈に欠かせない面もあるので、特に発表者は練習問題も含めて、かならず一読しておくように。
第4回Guten Tag!自己紹介を作る。
[準備]
決まった表現を使って、名前、住まい、出身、職業など、自己紹介の順番を整理しておくこと。
第5回都市の紹介ーMünchen都市の紹介
[準備]
高校の地理で使用した、ヨーロッパ全体の地図をもう一度見てくると理解がさらに深まるはず。
第6回Was sind Sie von Beruf?名詞と冠詞の説明をする
[準備]
定冠詞、不定冠詞の変化をスムーズにできるために、練習問題を多く解いて、確認してくること。
第7回Cool Japan年号を学ぶ。
[準備]
2年次になっても年号は必要なので、しっかり年号を書け、しっかり読めるようにすること。
第8回都市の紹介-Salzburgザルツブルク紹介
[準備]
挿絵の説明文をよく読んでくること。
第9回Wo gibt es hier Toiletten?不規則動詞を使った文を読む。
[準備]
本文の中で、不規則変化動詞を探してみるとよい。少なくとも教科書にでてくる動詞はしっかり練習してくること。
第10回Wien長い単語の発音を練習する。
[準備]
長い単語の発音は、短い単語の合成なので|線を入れて発音練習してみることを勧める。
第11回都市の紹介ーWienウィーンの紹介
[準備]
教科書の説明のほかに、新聞や、各自の手元にある資料も活用するように。
第12回Was kostet das?人称代名詞を使った文を読む。
[準備]
人称代名詞の格変化はリズムで音読すると覚えやすいので、何回もチャレンジしてみる。
第13回Potträt meiner Familiedieser型の変化、mein型の変化を学ぶ。
[準備]
冠詞類の変化は難しいと思わないで、前に覚えた定冠詞、不定冠詞の変化とほとんど同じ、と考えてみるとよい。
第14回都市の紹介―ハンザ都市ブレーメンの紹介
[準備]
かつて童話で読んだ場面もでてくるので、懐かしさと興味をもってタイムスリップするとよい。
第15回Wie komme ich zur Uni?前置詞を使った文を読む。
[準備]
前置詞の訳が書かれているが、その訳だけでないので、辞書でそれ以外の訳も調べておくこと。
第16回Basel都市名、言語の発音を練習する。
[準備]
難しい都市名、言語の発音もあるので、根気づよく発音してくること。
第17回都市の紹介ーBasel
バーゼルの紹介
[準備]
日本にある建築物も紹介されているので、知っている人もいるかと思う。何かの折に前もって見ておくことを勧める。
第18回Ich möchte ins Konzert gehen.話法の助動詞を使った文構造を学ぶ。
[準備]
文構造が理解できているかどうか、練習問題、独作文で何回もチャレンジしてみるとよい。
第19回Ryota geht ins Konzert.分離動詞の文構造を学ぶ。
[準備]
動詞には、その前の部分が別れる、という動詞もあることをしっかり認識しておくこと。
第20回都市の紹介-Berlinベルリンの紹介
[準備]
ドイツ語と鴎外の関係が詳しく書かれてある。先人の努力を精査するとドイツ語の興味がさらに増すはず。
第21回Im Restaurant.形容詞を使った文を読む。
[準備]
形容詞の格語尾はたくさんあって、面倒な一面もあるが、文章に接すると、それ程面倒でないこともわかる。そのため文法変化にあまり気をとらわれることのないように。
第22回Atomkraft? Nein Danke!いろいろな比較表現を練習する。
[準備]
原級、比較級、最上級の変化は、規則、不規則にかかわらず、一度、リズムで発音してみるとよい。
第23回Was haben Sie am Wochenende gemacht?さまざまな動詞の3基本形を学ぶ。
[準備]
3基本形は、特に不規則動詞はリズムでくり返し発音すること。不規則変化はたくさんあるので、全部覚えようとしないで、辞書にも出ているから、少し辞書の助けも借りるとよい。
第24回Die Wartburg bei Eisenach.現在完了の文構造を学ぶ。
[準備]
過去と現在完了の違いの説明文をよく読んでおくこと。
例文を見ながら、文構造をしっかりと理解してくること。
第25回In Weimar.過去形を使った文を読む。
[準備]
表を見ながら、過去形にさらに語尾がつくことを理解しておくこと。
第26回Weimar, einwichtiges Kuturzentrum再帰代名詞を使った文を読む。
[準備]
再帰代名詞は多くの場合は4格、ということをまず頭に入れておく。人称代名詞の変化をもう一度、復習しておくこと。
第27回In den Winterferien.zu不定詞句の語順を学ぶ。
[準備]
日本語の語順と比較してみるとよい。
第28回Kolnisch Wasser定関係代名詞を使った文を学ぶ。
[準備]
定冠詞と定関係代名詞は似ているが、例文をよく見ながら違いをよく理解しておくこと。
第29回理解度の確認これまでの要点のまとめ
[準備]
これまでの要点のまとめ。質問がある個所はメモをしておくこと、
第30回まとめまとめ
[準備]
前回の質問箇所などをノートにまとめてくる。
授業形式 説明は講義形式で,練習問題等は問答形式で行います。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
0% 20% 60% 10% 10% 100%
評価の特記事項 ドイツ語検定受験を奨励します。
テキスト 小野寿美子ほか『ブーメラン・エルエー』朝日出版, 2500円. 
参考文献 根本道也ほか『アポロン独和辞典』同学社, 4200円.
在間 進『アクセス独和辞典』三修社, 4100円.
オフィスアワー(授業相談) 授業終了後、教室内で随時受け付けます。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 辞書は見出し語彙数5万語程度で、発音にカタカナ表記のあるものがお勧めです。特に初心者の場合、単語が持つ複数の意味や例文、関連語等を参照しながら学習することが重要なので、電子辞書ではなく紙の辞書をお勧めします。