講義名 中国語Ⅲ ≪□第一部≫
講義開講時期 通年
曜日・時限 土2
単位数 2

担当教員
氏名
孫 慧如

学習目標(到達目標) (1)中国語初級の復習ができ、中級の実力が身につく。
(2)中国語中級の読解力と会話能力が養成される。
(3)日本と中国の文化を比較する視点ができる。
(4)異文化理解ができるようになる。
(5)中国語検定3級、HSK3級レベルに到達できるようにしたい。
授業概要(教育目的)  「中国語Ⅰ」と「中国語Ⅱ」で学習した基礎を固めながら発展させ、中級レベルの読解力と会話能力を育成する。中国の文化・社会・生活を紹介した文章を読み、質疑応答を行い、中国文化への理解を深める。
授業計画表
 
項目内容
第1回講義概要、授業方針を説明する。1年次で学習した内容を復習。第1課語彙・本文を読む、日本語に訳す。

①授業の進め方を説明。②一年次で学習した文法要点を復習する。③第1課語彙の用法を説明。③本文を音読し、日訳する。
準備学習:1年次で学習した文法要点を確認。第1課語彙を読む。本文を音読し、日訳しておく。
第2回第1課文法、前置詞「在」、結果補語「為」の説明。本文の閲読問題・文法問題を解く。

①本文に応じて問答する。②前置詞「在」、補語「為」を例文にて説明する。③四択問題・中訳問題を解く。
準備学習:本文を問答式で練習し、文法問題を解いておく。
第3回中国語で自己紹介を発表。第2課語彙を読み、用法を説明する。本文を音読し、日訳する。

①中国語で「自己紹介」を発表。②第2課語彙を読み、用法の説明。③本文を音読、日訳する。
準備学習:第2課語彙・本文を読む。自己紹介文を書き、練習をしておく。
第4回第2課文法、前置詞「对」「从」の用法説明。閲読問題・文法問題を解く。

①趣味に関して問答をする。②前置詞「对」と「从」を例文にて説明する。③四択問題・中訳問題を解く。
準備学習:趣味の語彙を調べる。本文問答、文法問題を解いておく。
第5回第1・2課小テストを行う。第3課の語彙を読み、用法を説明。本文を音読し、日訳する。

①第1・2課小テストを行う。②第3課語彙用法を説明する。③本文を音読し、日訳する。
準備学習:第1・2課小テストの準備をする。第3課語彙・本文を読み、日訳しておく。
第6回第3課文法、結果補語「完」、仮定を表す複文を説明。本文の閲読問題・文法問題を解く。

①本文に応じて問答する。②結果補語「完」、仮定文の用法を例文にて説明。③四択問題・中訳問題を解く。
準備学習:本文を問答式で練習し、文法問題を解いておく。
第7回中国語で「私の1日」を発表。第4課語彙・本文を音読、本文を日本語に訳す。

①中国語で「私の一日」を発表する。②第4課語彙の用法を説明する。③本文を音読し、日本語に訳す。
準備学習:「私の1日」を中国語で言えるよう練習する。第4課語彙・本文を読み、日訳をしておく。
第8回第4課文法、方向補語の説明。本文の閲読問題・文法問題を解く。

①本文に応じて問答する。②方向補語の仕組みを例文にて説明。③四択問題、中訳問題を解く。
準備学習:本文問答・文法問題を解いておく。
第9回第3・4課小テストを行う。第5課語彙・本文を音読し、日訳する。

①第3・4課小テストを行う。②第5課語彙の用法を説明する。③本文を音読し、日本語に訳す。
準備学習:第3・4課小テストの準備をする。第5課語彙・本文を読み、日本語に訳しておく。
第10回第5課文法、過去を強調する構文の説明、本文の閲読問題・文法問題を解く。

①本文に応じて問答する。②過去の強調「是~的」の用法を説明する。③四択問題、中訳問題を解く。
準備学習:本文問答・文法問題を解いておく。
第11回中国語で「私の友達」を発表。第6課語彙・本文を音読し、日本語に訳す。

①「私の友達」を中国語で紹介。②第6課語彙の用法を説明。③本文を音読・日訳する。
準備学習:「私の友達」を中国語で紹介する練習。第6課語彙・本文を読み、日本語に訳しておく。
第12回第6課文法「もうすぐ~」の表現。本文の閲読問題・文法問題を解く

①本文に応じて問答する。②状況の発生が近い段階を表す複文「快要~了」を例文を挙げ説明する。③四択問題、中訳問題を解く。
準備学習:本文問答・文法問題を解いておく。
第13回第5・6課小テストを行う。第7課の語彙・本文を音読し、日訳する。

①第5・6課小テストを行う。②第7課語彙用法を説明する。③本文を音読し、日訳する。
準備学習:第5・6課小テストの準備をする。第7課語彙・本文を読み、日本語に訳しておく。
第14回中国外来語の訳し方について説明。第7課本文の閲読問題・文法問題を解く。

①中国の外来語について解釈する。②本文内容に応じて問答する。③四択問題・中訳問題を解く。
準備学習:中国と日本の外来語について調べる。本文問答・文法問題を解いておく。
第15回前期まとめ第1課~第7課復習する
第16回前期学習した内容を復習する。第8課語彙・本文を読み、日訳する。

①前期学習した要点の復習をする。②第8課語彙の用法を説明する。③本文を音読し、日本語に訳す。
準備学習:第1課~第7課の要点を確認する。第8課語彙・本文を音読、日訳する。
第17回中国語で「私の大学」を発表。第8課文法、接続詞の用法説明。本文の閲読問題・文法問題を解く。

①中国語で「私の大学」を紹介。②因果関係を表す接続詞の用法を説明。③四択問題、中訳問題を解く。
準備学習:中国語で「私の大学」の紹介を言えるよう練習する。本文問答・文法問題を解いておく。
第18回第7・8課小テストを行う。第9課語彙・本文を読み、日訳する。

①第7・8課小テストを行う。②第9課語彙の用法を説明する。③本文を音読し、日訳する。
準備学習:第7・8課小テストの準備をする。第9課本文を読み、日訳をしておく。
第19回第9課文法「~のみならず」の複文を例文にて説明。本文の閲読問題・文法問題を解く。

①本文に応じて問答する。②「~のために」「~のみならず」の複文を説明する。③四択問題・中訳問題を解く。
準備学習:本文問答・文法問題を解いておく。
第20回中国語で「流行について」を発表。第10課語彙・本文を読み、日訳する。

①中国語で「若者と流行について」を発表。②第10課語彙の用法を説明。③本文を音読し、日本語に訳す。
準備学習:第10課を音読、日訳する。中国語で「若者と流行について」を言えるよう準備しておく。
第21回第10課文法「ますます~」の用法説明。本文の閲読問題・文法問題を解く。

①本文に応じて問答する。②「ますます~」の用法を例文にて説明。③四択問題・中訳問題を解く。
準備学習:本文問答・文法問題を解いておく。
第22回第9・10課小テストを行う。第11課語彙・本文を読み、日訳する。

①第9・10課小テストを行う。②第11課語彙の用法を説明する。③本文を音読し、日訳する。
準備学習:第9・10課小テストの準備をする。第11課語彙、本文を読み、日訳しておく。
第23回第11課文法、使役文の説明。本文の閲読問題・文法問題を解く。

①本文に応じて問答する。②使役文の用法を例文にて説明。③四択問題・中訳問題を解く。
準備学習:本文問答・文法問題を解いておく。
第24回日本のアニメを中国語訳で読む。第12課語彙・本文を読み、日訳する。

①日本のアニメの中国語訳について発表する。②第12課語彙の用法を説明する。③本文を音読し、日訳する。
準備学習:日本のアニメの中国語訳を調べる。第12課語彙を読み、本文を日本語に訳しておく。
第25回第12課文法受け身の用法説明。本文の閲読問題・文法問題を解く。

①本文に応じて問答する。②受身文の用法を例文にて説明する。③四択問題・中訳問題を解く。
準備学習:本文問答・文法問題を解いておく。
第26回第11・12課小テストを行う。第13課語彙・本文を読み、日訳する。

①第11・12課小テストを行う。②第13課語彙の用法を説明する。③本文を音読し、日訳する。
準備学習:第13課語彙・本文を読み、日本語に訳す。第11・12課小テストの準備をしておく。
第27回第13課文法「把」構文を説明。本文の閲読問題・文法問題を解く。

①中国料理人気メニューを全員で作る。②本文に応じて問答する。③四択問題・中訳問題を解く。
準備学習:好みの中国料理の名前を調べる。本文問答・文法問題を解いておく。
第28回第14課語彙・本文を音読し、日訳する。本文の閲読問題・文法問題を解く。中国の旧正月の過ごし方について説明。

①本文を読む。②日本と中国の正月について発表。③四択問題・中訳問題を解く。
準備学習:日中の正月の過ごし方について調べる。本文問答・文法問題を解いておく。
第29回まとめまとめ
第30回まとめまとめ
授業形式 演習形式
(1)要点の音読と日訳、解説
(2)会話の音読と日訳、解説、質疑応答
(3)講読の音読と日訳、解説、質疑応答
(4)総合練習問題(口頭置き換え練習、筆記)
(5)日中比較文化論
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
0% 20% 50% 20% 10% 100%
評価の特記事項 毎回の出席、授業態度や努力する姿勢を重視し、各課題の完成度や小テストと共に総合的に評価する。
テキスト 『標準中国語読解力Up編』王安・楊川・王欣・孫樹林著 朝日出版社
参考文献 『中検4級問題集2014年版』中検研究会編 光生館
『中検3級問題集2014年版』中検研究会編 光生館
辞書:小学館、三省堂、東方書店、大修館等の出版辞書、各メーカーの電子辞書
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 前回学習した内容を確認、指示された課題を充分に取り組み、次回の授業に臨んでほしい。「千里之行、始于足下」最初の一歩は自ら踏み出すことが重要である、努力を期待する。