講義名 スペイン語Ⅱ(再) ≪□第一部≫
講義開講時期 通年
曜日・時限 月2
単位数 2

担当教員
氏名
佐藤 正樹

学習目標(到達目標) スペイン語Iで学習したことをさらに広げて表現できるようにします。例えば、スペイン語Iでは「名前、居住地、家族、趣味」など、現在の自分の様子を表現することを学びましたが、スペイン語IIではさらにその内容を掘り下げ、自分のことをより深く相手に知ってもらえるような情報を伝達できるようにします。
授業概要(教育目的) 覚えなければならない文法事項や語彙が増えてきます。「暗記しなければいけない」と思うと、語学の学習が楽しくなくなってきてしまうかもしれません。語学の習得には日々の積み重ねが重要なのはもちろんですが、いかに楽しく行っていくかが難しいところです。スペイン語I同様、自分でスペイン語文法の枠組みを解明しながら、そして、どのようにしたら楽しく覚えていくことができるかを工夫しながら、語学一般の学習に通じるような方法を身につけていくのがこの授業の目的です。また、外国語を学習することにより、その言語が話されている国や地域の文化にも興味をもつようにしていきましょう。
授業計画表
 
項目内容
第1回イントロダクション授業についての概要説明の後、スペイン語のアルファベット、その発音体系、音節・アクセントについて学ぶ。
第2回名詞と形容詞名詞と形容詞の性数変化、位置などについて学ぶ。
第3回疑問詞疑問詞のバリエーションについて練習し、使いこなせるようにする。
第4回常用3動詞1もっとも頻繁に用いられる常用3動詞(ser, estar, haber)について学ぶ。
第5回常用3動詞2引き続き、常用3動詞の使い分けなどについて学ぶ。
第6回直接法現在・規則動詞規則的な活用パターンをとる動詞について、直接法現在時制に限定して学ぶ。
第7回直接法現在・不規則動詞直接法現在時制において、不規則な活用パターンをとる動詞について学ぶ。
第8回人称代名詞1人称代名詞の様々なバリエーションについて学ぶ。
第9回人称代名詞2引き続き、人称代名詞の様々なバリエーションについて学ぶ。
第10回再帰代名詞と代名動詞1代名動詞の用法について学ぶ。
第11回再帰代名詞と代名動詞2引き続き、代名動詞の用法について学ぶ。
第12回不定語と否定語1alguien, cualquieraなどの不定語表現や、nadie, tampocoなどの否定語表現について学ぶ。
第13回不定語と否定語2引き続き、不定語と否定語表現について学ぶ。
第14回補足回授業の進度に準じる。
第15回中間のまとめまとめ
第16回比較級1様々な比較級表現について学ぶ。
第17回比較級2引き続き、様々な比較級表現について学ぶ。
第18回最上級1様々な最上級表現について学ぶ。
第19回最上級2引き続き、様々な最上級表現について学ぶ。
第20回3人称動詞1天候や自然現象など、「無主語・3人称・単数」の文章表現について学ぶ。
第21回3人称動詞2時刻表現について学ぶ。
第22回過去表現1直接法の過去表現について、主に完了過去(点過去)の時制に特化して学ぶ。
第23回過去表現2引き続き、直接法の過去表現について、主に完了過去(点過去)の時制に特化して学ぶ。
第24回未来表現1直接法未来や、それに代わる構文について学ぶ。
第25回未来表現2引き続き、直接法未来や、それに代わる構文について学ぶ。
第26回過去表現3直接法の過去表現について、主に未完了過去(線過去)の時制に特化して学ぶ。
第27回過去表現4引き続き、直接法の過去表現について、主に未完了過去(線過去)の時制に特化して学ぶ。
第28回無人称文1特に主語を明示しない「無人称文」「非人称文」について学ぶ。
第29回無人称文2引き続き、特に主語を明示しない「無人称文」「非人称文」について学ぶ。
第30回まとめ第16回以降の要点まとめ
授業形式 演習形式
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
0% 0% 80% 20% 0% 100%
評価の特記事項 授業中に実施する小テスト(前期後期それぞれ5回程を予定)と、授業中の態度で評価を行います。
テキスト 『スペイン語 文法と実践』(小林一宏、Elena Gallego、2009、朝日出版社、3024円)
オフィスアワー(授業相談) 12:10-12:30 ただし事前にアポイントをとること。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 外国語の習得に必要なのは地道な反復作業です。特にスペイン語は発音面などで取り組み易く、毎日少しずつ練習すればある程度使いこなすことは難しくないでしょう。しかしこの「毎日少しずつ」が難しいのも事実です。この授業を「週に一回スペイン語を勉強する日」としてではなく、自身のスペイン語学習におけるリズムメーカーとして活用して下さい。