講義名 経済成長論 ≪□第一部≫
講義開講時期 通年
曜日・時限 金4
単位数 4

担当教員
氏名
金谷 貞男

学習目標(到達目標) 1.経済成長とは何か、がわかること
2.経済成長がどのようなメカニズムに基づいて起きるのか、理解できるようになること
3.その結果、世界経済は長期的にどう動いていくと考えられるのか、自分で予想できること
4.経済成長の一部として、人口の変動を理解できること
授業概要(教育目的) 私たちの経済が、1年間に生産できるモノの量のことを国内総生産(GDP)といいます。経済成長とは、年から年にわたってGDPが増えることをいいます。経済成長論は、どのようなメカニズムで経済成長が起きるのかを、研究する学問です。
授業計画表
 
項目内容
第1回講義全体のまとめを概観。
第2回GDP(1)国内総生産の概念を説明。
第3回GDP(2)国内総生産の概念の説明の続き。
第4回名目経済成長率と実質経済成長率名目GDPと実質GDPを説明。経済成長率の概念を説明。物価上昇率の概念を説明。
第5回日本の経済成長の歴史(1)第二次世界大戦前までの日本の経済成長を概観。
第6回日本の経済成長の歴史(2)第二次世界大戦後から現在までの日本の経済成長を概観。
第7回日本の人口の歴史日本の人口の歴史を概観。
第8回アメリカの経済成長と人口の歴史アメリカの経済成長と人口を概観。
第9回イギリスの経済成長と人口の歴史イギリスの経済成長と人口を概観。
第10回中国の経済成長と人口の歴史中国の経済成長と人口を概観。
第11回その他の国の経済成長と人口の歴史(1)その他の国の経済成長と人口を概観。
第12回その他の国の経済成長と人口の歴史(2)その他の国の経済成長と人口を概観の続き。
第13回各国経済成長の共通点の特徴各国経済成長で、共通点の特徴と異なる点の特徴
第14回理解度の確認これまでの要点のまとめ
第15回中間のまとめまとめ
第16回新古典派成長論(1)ソローの新古典派成長論を解説。
第17回新古典派成長論(2)ソローの新古典派成長論の解説の続き。
第18回新古典派成長論(3)ソローの新古典派成長論の解説の続き。
第19回長期的人口成長長期の人口について、マルサス説とボズラップ説を解説。
第20回人的資本と物的資本人的資本と物的資本の概念を解説。
第21回生産性生産性の概念を解説。
第22回技術技術の概念を解説。
第23回効率性効率性の概念を解説。
第24回地理と経済成長ファンダメンタルズの解説。地理がおよぼす経済成長への影響。
第25回天候と経済成長天候がおよぼす経済成長への影響の解説。
第26回資源と経済成長資源がおよぼす経済成長への影響の解説。
第27回政府と経済成長政府がおよぼす経済成長への影響の解説。
第28回文明の衝突経済学の外からの未来予測。
第29回理解度の確認16回以降の要点のまとめ
第30回まとめまとめ
授業形式 通常は講義形式で行います。また, 毎回レジュメをインターネットにアップロードしますので、各自印刷して持参すること。詳しいUSLは、最初の講義の時に示す。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
50% 0% 50% 0% 0% 100%
参考文献 デイヴィッド・N. ワイル (著), 早見 弘 (翻訳), 早見 均 (翻訳)『経済成長 』ピアソン桐原
オフィスアワー(授業相談) 毎週月曜日2時限は8号館2階金谷研究室にいます。必ず事前にメールで予約をとってから、この時間帯に来ること。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 経済成長とは何かとは、知ってみると、面白い学問です。だから、講義を「楽しみながら」聞くという受講態度をもってください。