回 | 項目 | 内容 |
第1回 | ガイダンス:ミクロ経済学とは | この講義の概要と講義の進め方、そして成績評価の方法などについて説明する。また、経済学において基本的な概念を解説する。 |
第2回 | 消費者理論①(需要曲線と供給曲線) | 価格に対する家計の消費行動と企業の生産行動から価格と需要・供給の関係を捉えて、需要曲線と供給曲線がそれぞれ何を表しているのかを理解する。
【準備学習】各自が持っているミクロ経済学のテキストの該当箇所を読む。または、参考文献①p.24~p.34を読む。 |
第3回 | 消費者理論②(市場均衡) | 需要と供給の関係において、市場価格がどのように決まるのか説明する。また、需要曲線と供給曲線がシフトする要因を考える。
【準備学習】各自が持っているミクロ経済学のテキストの該当箇所を読む。または、参考文献①p.44~p.49を読む。 |
第4回 | 消費者理論③(需要と供給の価格弾力性) | 需要と供給の価格弾力性の意味について説明する。
【準備学習】各自が持っているミクロ経済学のテキストの該当箇所を読む。または、参考文献①p.36~p.43を読む。 |
第5回 | 消費者理論④(無差別曲線) | 合理的な家計の消費行動の特性を理解するために、「効用関数」、「限界効用」、「予算制約式(線)」、「無差別曲線」、「限界代替率」の概念を説明する。
【準備学習】各自が持っているミクロ経済学のテキストの該当箇所を読む。または、参考文献①p.64~p.67とp.71~p.79を読む。 |
第6回 | 消費者理論⑤
(予算制約式と最適消費点) | 予算制約のもとでの家計の効用最大化問題を考える。
【準備学習】各自が持っているミクロ経済学のテキストの該当箇所を読む。または、参考文献①p.80~p.84を読む。 |
第7回 | 消費者理論⑥(所得効果と代替効果) | 家計の所得や財の価格が変化したときに、家計の消費行動がどのように変化するか説明する。
【準備学習】各自が持っているミクロ経済学のテキストの該当箇所を読む。または、参考文献①p.85~p.93を読む。 |
第8回 | 生産者理論①(費用の概念) | 企業行動に関わる費用の概念について整理し、企業の利潤最大化問題を考える。
【準備学習】各自が持っているミクロ経済学のテキストの該当箇所を読む。または、参考文献①p.152~p.166を読む。 |
第9回 | 生産者理論②(利潤最大化問題の解法) | 企業の利潤最大化問題の数値例を使って具体的な解法を説明する。
【準備学習】各自が持っているミクロ経済学のテキストの該当箇所を読む。または、参考文献①p.172~p.177を読む。 |
第10回 | 生産者理論③(損益分岐点と操業停止点) | 損益分岐点と操業停止点の意味を解説する。
【準備学習】各自が持っているミクロ経済学のテキストの該当箇所を読む。または、参考文献①p.177~p.181を読む。 |
第11回 | 市場理論①(完全競争市場と市場の調整メカニズム) | 完全競争市場での均衡の存在とその条件を説明する。
また市場が不均衡のとき、どのように市場メカニズムが働いて均衡をもたらすのか、その調整過程を解説する。
【準備学習】各自が持っているミクロ経済学のテキストの該当箇所を読む。または、参考文献①p.190~p.200を読む。 |
第12回 | 市場理論②(余剰分析) | 市場価格での取引によって、企業や家計がどの程度の利益を得ているか、「余剰」という概念を用いて説明する
【準備学習】各自が持っているミクロ経済学のテキストの該当箇所を読む。または、参考文献①p.203~p.207を読む。 |
第13回 | 市場理論③(政策介入のコスト) | 政府が市場に介入することによって生じるコストについて解説する。
【準備学習】各自が持っているミクロ経済学のテキストの該当箇所を読む。または、参考文献①p.207~p.214を読む。 |
第14回 | 理解度の確認:演習問題を解く。 | 第1回~第13回までの内容について演習問題を出題して、解説する。 |
第15回 | まとめ | 第1回~第13回までの要点整理。 |