回 | 項目 | 内容 |
第1回 | 本講義の概要解説 | 交通経済論Ⅱにおける各回の講義概要を解説する。 |
第2回 | 需要関数の推定1 | 最小二乗回帰を含む多変量データ解析の方法について解説する。
テキストの「多変量データ解析」に関する箇所(第1回授業の終わりに指示)をあらかじめ読んでおくこと。 |
第3回 | 需要関数の推定2 | EXCELLにより実際のデータを需要関数のOLS推定を実習する。
分析したいデータをあらかじめ収集しておくこと。 |
第4回 | 交通の私的費用 | 交通の会計学的費用概念と生産関数,費用関数,結合費について説明する。
テキストの「交通の私的費用」に関する箇所(第3回授業の終わりに指示)をあらかじめ読んでおくこと。 |
第5回 | 交通市場における余剰概念と機会費用 | 競争均衡のパレート最適性の根拠となる消費者余剰と生産者余剰,および経済学的費用概念に共通する機会費用について解説する。
テキストの「パレート最適と機会費用」に関する箇所(第4回授業の終わりに指示)をあらかじめ読んでおくこと。 |
第6回 | 交通における価格形成 | 平均費用運賃と限界費用運賃,ピークロードプライシングの内容と交通政策的意義について解説する。
テキストの「運賃形成」に関する箇所(第5回授業の終わりに指示)をあらかじめ読んでおくこと。 |
第7回 | 交通における外部性 | 環境問題(温暖化ガス、環境汚染)及び混雑といった交通の社会的費用に対応するための方策=内部化について述べる。
テキストの「交通の外部経済と外部へ経済」に関する箇所(第6回授業の終わりに指示)をあらかじめ読んでおくこと。 |
第8回 | 政府介入と規制緩和 | 交通市場ではかつて多くの政府規制があり,市場競争が制限されていた。しかし経済の停滞期に入ってその弊害が顕著になり,規制緩和が事あるごとに叫ばれている。このテーマではこれまでの規制緩和の具体策を列挙し,今日の規制緩和を巡る動きについて解説する。
テキストの「規制緩和」に関する箇所(第7回授業の終わりに指示)をあらかじめ読んでおくこと。 |
第9回 | 輸送費と産業立地 | 工場と物流拠点の立地について,その理論モデルを解説する。
テキストの「工場・物流拠点の立地」に関する箇所(第8回授業の終わりに指示)をあらかじめ読んでおくこと。 |
第10回 | 交通と商圏 | 商圏の一般的考え方を概説するとともに,消費者の購買地選択確率が店舗の品揃え量に比例し,居住地~店舗間の距離に反比例するとするハフモデルにおける交通の意味について説明する。
テキストの「商圏」に関する箇所(第9回授業の終わりに指示)をあらかじめ読んでおくこと。 |
第11回 | 航空輸送の実際 | 航空運送事業、航空貨物、航空運賃、利用航空運送業の実際について説明する。
テキストの「航空輸送」に関する箇所(第10回授業の終わりに指示)をあらかじめ読んでおくこと。 |
第12回 | 海上貨物輸送の実際 | コンテナ輸送やタンカー・LNGに代表される不定期船輸送,それを業とする海運事業者等々の実際について説明する。
テキストの「海上輸送」に関する箇所(第11回授業の終わりに指示)をあらかじめ読んでおくこと。 |
第13回 | 交通と物流・ロジスティクス | ロジスティクスの機能を説明し,交通経済との関係を明らかにする。
テキストの「物流・ロジスティクスの概要」に関する箇所(第12回授業の終わりに指示)をあらかじめ読んでおくこと。 |
第14回 | 理解度の確認 | これまでの要点のまとめ
1~13回の講義内容をテキストに従って振り返っておくこと。 |
第15回 | まとめ | まとめ |