回 | 項目 | 内容 |
第1回 | 講義概要,イギリス経営史の対象・視点 | 日本企業の創設背景と比較しながら,イギリス経営史の対象・視点を解説する。 |
第2回 | イギリス産業革命(1)概要 | 日本の産業革命と比較しながら,イギリス産業革命とはいかなるものだったのか,その概要を解説する。 |
第3回 | イギリス産業革命(1)概要 | 日本の産業革命と比較しながら,イギリス産業革命とはいかなるものだったのか,その概要を解説する。 |
第4回 | イギリス産業革命(2)発明と革新性 | イギリス産業革命期における各産業の発明をふりかえって,いかなる点に革新性があったのか理解する。 |
第5回 | イギリス産業革命(2)発明と革新性 | イギリス産業革命期における各産業の発明をふりかえって,いかなる点に革新性があったのか理解する。 |
第6回 | イギリス産業革命(3)工場経営 | イギリス産業革命期における工場経営のあり方,さらに市場経済の発達について解説する。 |
第7回 | イギリス産業革命(3)工場経営 | イギリス産業革命期における工場経営のあり方,さらに市場経済の発達について解説する。 |
第8回 | ヴィクトリア時代のロンドン(1)「世界の銀行」 | 産業革命の中心から取り残されたロンドンに着眼点をうつし,「世界の銀行」として発展したロンドン・シティについて解説する。 |
第9回 | ヴィクトリア時代のロンドン(1)「世界の銀行」 | 産業革命の中心から取り残されたロンドンに着眼点をうつし,「世界の銀行」として発展したロンドン・シティについて解説する。 |
第10回 | ヴィクトリア時代のロンドン(2)大衆消費社会の幕開け | 百貨店の誕生や地下鉄の開業に沸いた19世紀末~20世紀初頭のロンドンについて,解説する。その際,同時期のロンドンに留学していた夏目漱石の足跡にもふれる。 |
第11回 | ヴィクトリア時代のロンドン(2)大衆消費社会の幕開け | 百貨店の誕生や地下鉄の開業に沸いた19世紀末~20世紀初頭のロンドンについて,解説する。その際,同時期のロンドンに留学していた夏目漱石の足跡にもふれる。 |
第12回 | イギリス経済の衰退(1)イギリス型経済システム | 産業革命後の繁栄期から一転,イギリス製造業は19世紀末より慢性的衰退期に突入する。なぜ衰退に至ったのか,イギリス製造業と金融業が抱える構造的問題を根拠に解説する。 |
第13回 | イギリス経済の衰退(1)イギリス型経済システム | 産業革命後の繁栄期から一転,イギリス製造業は19世紀末より慢性的衰退期に突入する。なぜ衰退に至ったのか,イギリス製造業と金融業が抱える構造的問題を根拠に解説する。 |
第14回 | イギリス経済の衰退(2)反産業主義文化 | イギリス製造業の衰退を,教育制度が媒介した反産業主義文化を根拠に解説する。
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第15回 | 前期の総括 | 前半の授業内容を総括する。授業内容を発展的に学習するために必要な書籍や映像資料を紹介する。夏季休業中に一読・一聴することを薦める。 |
第16回 | イギリス経済の衰退(2)反産業主義文化 | イギリス製造業の衰退を,教育制度が媒介した反産業主義文化を根拠に解説する。
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第17回 | イギリス実業教育振興運動(1)揺籃期 | イギリス教育制度に内在する問題に焦点をあて,反産業主義文化に反する概念としてのイギリス実業教育振興運動について,解説する。
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第18回 | イギリス実業教育振興運動(1)揺籃期 | イギリス教育制度に内在する問題に焦点をあて,反産業主義文化に反する概念としてのイギリス実業教育振興運動について,解説する。
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第19回 | イギリス実業教育振興運動(2)「下からの」実業教育振興 | イギリス実業教育振興運動を「下からの」振興と位置づけ,いかなる発展を辿ったのか解説する。
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第20回 | イギリス実業教育振興運動(2)「下からの」実業教育振興 | イギリス実業教育振興運動を「下からの」振興と位置づけ,いかなる発展を辿ったのか解説する。
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第21回 | イギリス実業教育振興運動(3)「上からの」実業教育振興 | イギリス実業教育振興と日本の実業教育振興を比較しながら各国の特徴を把握し,それぞれの特殊性について理解する。
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第22回 | イギリス実業教育振興運動(3)「上からの」実業教育振興 | イギリス実業教育振興と日本の実業教育振興を比較しながら各国の特徴を把握し,それぞれの特殊性について理解する。
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第23回 | アメリカ経営史の対象・視点 | 経営史学の母国がなぜアメリカだったのか,なぜアメリカでビジネススクールが設立されたのかについて考察しながら,アメリカ経営史の対象・視点を解説する。
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第24回 | イギリス人の挫折とアメリカン・システム | ロンドン万国博覧会(1851年)でイギリス人を驚愕させたアメリカン・システムと呼ばれる生産方法と,アメリカ機械産業の発展について解説する。
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第25回 | イギリス人の挫折とアメリカン・システム | ロンドン万国博覧会(1851年)でイギリス人を驚愕させたアメリカン・システムと呼ばれる生産方法と,アメリカ機械産業の発展について解説する。
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第26回 | アメリカ産業革命 | アメリカ北東部を中心にした産業革命について,2人の企業家の事例をあげて解説する。 |
第27回 | アメリカ産業革命 | アメリカ北東部を中心にした産業革命について,2人の企業家の事例をあげて解説する。 |
第28回 | アメリカにおける工業化の進展と鉄道の発達 | アメリカの工業化に不可欠であった運輸手段の改善に焦点をあてる。とりわけ,アメリカ大陸を十文字に刻む巨大な鉄道ネットワークの建設を中心に解説する。 |
第29回 | アメリカにおける工業化の進展と鉄道の発達 | アメリカの工業化に不可欠であった運輸手段の改善に焦点をあてる。とりわけ,アメリカ大陸を十文字に刻む巨大な鉄道ネットワークの建設を中心に解説する。 |
第30回 | 全体の総括 | 講義全体をふまえて受講生に何を理解してもらいたかったのか,最後に総括する。 |