回 | 項目 | 内容 |
第1回 | ガイダンス | この講義の概要と講義の具体的な進め方、そして成績評価の方法などについて説明する。また、ミクロ経済学がどのような学問か、マクロ経済学と比較しながら解説する。
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第2回 | ミクロ経済学とは何か | 経済学の基本的な考え方と分析手法について説明する。
【準備学習】テキストp.2~p.12を読んでおくこと。 |
第3回 | 需要と供給① | 財の価格に対する家計の消費行動から、価格と需要の関係を捉えて需要曲線が何を表しているのかを理解する。
【準備学習】テキストp.2~p.12を読んでおくこと。 |
第4回 | 需要と供給② | 財の価格に対する企業の生産行動から、価格と供給の関係を捉えて供給曲線が何を表しているのかを理解する。
【準備学習】テキストp.31~p.35を読んでおくこと。 |
第5回 | 需要と供給③ | 価格の変化に対する需要の反応度を表す、「需要の価格弾力性」という概念を説明する。
【準備学習】テキストp.36~p.40を読んでおくこと。 |
第6回 | 需要と供給④ | 価格の変化に対する供給の反応度を表す、「供給の価格弾力性」という概念を説明する。
【準備学習】テキストp.41~p.43を読んでおくこと。 |
第7回 | 需要と供給⑤ | 需要と供給の関係において、市場価格がどのように決まるのかを説明する。
また、需要曲線と供給曲線がシフトする要因を解説する。
【準備学習】テキストp.44~p.49を読んでおくこと。 |
第8回 | 消費の理論① | 合理的な家計の消費行動の特性を理解するために、「効用関数」と「限界効用」の概念を説明する。
【準備学習】テキストp.62~p.70を読んでおくこと。 |
第9回 | 消費の理論② | 合理的な家計の消費行動の特性を理解するために、「予算制約式(線)」、「無差別曲線」、「限界代替率」の概念を説明する。
【準備学習】テキストp.71~p.79を読んでおくこと。 |
第10回 | 消費の理論③ | 主体的均衡とは何かを説明し、具体的にその求め方を解説する。
【準備学習】テキストp.80~p.84を読んでおくこと。 |
第11回 | 消費の理論④ | 家計の所得や財の価格が変化したときに、上記の主体的均衡がどのように変化するかを解説する。
【準備学習】テキストp.85~p.93を読んでおくこと。 |
第12回 | 消費の理論⑤ | スルツキー方程式という概念を使って、価格の変化によって需要がどのように変化するかを説明して、需要曲線を導出する。
【準備学習】テキストp.92~p.94を読んでおくこと。 |
第13回 | 企業と費用① | 経済学で想定する企業の生産活動を理解するために、生産要素と生産物との技術的な関係を表した生産関数について説明する。
【準備学習】テキストp.140~p.146を読んでおくこと。 |
第14回 | 理解度の確認:演習問題を解く。 | 第1回~第12回の内容について演習問題を出題して、
解説する。
【準備学習】第1回~第12回の講義ノートを見直しておくこと。 |
第15回 | 中間まとめ | まとめ |
第16回 | 企業と費用② | 企業の生産活動における「等生産量曲線」と「等費用曲線」の概念について説明する。
【準備学習】テキストp.147~p.151を読んでおくこと。 |
第17回 | 企業と費用③ | 企業が生産に関わる費用をどのように最小化するのか解説し、費用関数を導出する。
【準備学習】テキストp.152~p.155を読んでおくこと。 |
第18回 | 企業と費用④ | 企業の利潤を最大化する生産量を求めるうえで必要な「限界費用」と「平均費用」の概念を解説する。
【準備学習】テキストp.156~p.161を読んでおくこと。 |
第19回 | 企業と費用⑤ | 「短期費用曲線」と「長期費用曲線」の違いを解説する。
【準備学習】テキストp.162~p.166を読んでおくこと。 |
第20回 | 生産の決定① | 企業の利潤が最大となる生産量の決定条件について解説する。
【準備学習】テキストp.172~p.177を読んでおくこと。 |
第21回 | 生産の決定② | 損益分岐点と操業停止点の意味を解説する。
【準備学習】テキストp.177~p.181を読んでおくこと。 |
第22回 | 生産の決定③ | 企業の利潤最大化条件から供給曲線を導出する。さらに個々の企業の供給曲線から市場の供給曲線を導く。
【準備学習】テキストp.182~p.186を読んでおくこと。
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第23回 | 市場と均衡① | 完全競争市場での均衡の存在とその条件を解説する。
【準備学習】テキストp.190~p.194を読んでおくこと。 |
第24回 | 市場と均衡② | 市場が不均衡のとき、「価格」がどのように変化して均衡をもたらすのか、市場価格の調整メカニズム(ワルラス的調整過程)を説明する。
【準備学習】テキストp.195~p.197を読んでおくこと。 |
第25回 | 市場と均衡③ | 市場が不均衡のとき、「生産量」がどのように変化して均衡をもたらすのか、市場生産量の調整メカニズム(マーシャル的調整過程)を説明する。さらに、市場が不均衡のとき、ワルラス的でもマーシャル的でもない調整過程を示す、「クモの巣の理論」について解説する。
【準備学習】テキストp.198~p.202を読んでおくこと。 |
第26回 | 市場と均衡④ | 市場価格での取引によって、企業や家計がどの程度の利益を得ているかを「余剰」という概念を用いて説明する。
【準備学習】テキストp.203~p.207を読んでおくこと。 |
第27回 | 市場と均衡⑤ | 政府が市場に介入することによって生じるコストについて解説する。
【準備学習】テキストp.207~p.214を読んでおくこと。 |
第28回 | 市場と均衡⑥ | 限られた資源が効率的に配分されているか、「パレート最適」という概念を用いて考察する。
【準備学習】テキストp.216~p223を読んでおくこと。 |
第29回 | 理解度の確認:演習問題を解く。 | 第16回~第28回の内容について演習問題を出題して、解説する。
【準備学習】第16回~第28回の講義ノートを見直しておくこと。 |
第30回 | まとめ | 第16回以降のまとめ |