講義名 商業科教育法Ⅱ ≪□第一部≫
講義開講時期 後期
曜日・時限 火5
単位数 2

担当教員
氏名
田中 幸治

学習目標(到達目標) 1.商業科教育法Ⅰで作成した学習指導案をもとに模擬授業ができる。
2.模擬授業を観察して、授業評価ができる。
3.高等学校学習指導要領を踏まえた商業科の教育課程の編成ができる。
4.商業高校における各種指導の特徴を理解し、実態に応じた方策が立案できる。

授業概要(教育目的)  本講義では、学習指導案をもとにした模擬授業の実施の他、教育課程の編成上必要となる知識などを身に付け、実際に商業科の教育課程を編成する。その後、学習指導以外の各種指導(特別活動、生徒指導・進路指導)などに関する内容について、商業教育との関連から考察していく。
授業計画表
 
項目内容
第1回授業展開の実際模擬授業に向けた準備などについて、主として個別指導をする。
配布するプリントを予め読んでおくこと。(以下、各回同様)
第2回授業展開の実際模擬授業を実施し、授業評価を行う。
第3回授業展開の実際模擬授業を実施し、授業評価を行う。
第4回高等学校学習指導要領(総則)高等学校学習指導要領総則について解説する。
第5回教育課程の編成教育課程編成上の留意事項などについて解説する。
第6回教育課程編成の実際生徒、学校、地域の現況などについて解説する。
第7回教育課程編成の実際教育課程編成上必要となる関係法規や規定などについて解説する。
第8回教育課程編成の実際(課題作成)教科「商業」の教育課程について実際に編成をする。(個別指導)
第9回教育課程の編成と発表教科「商業」の教育課程の編成及び編成した教育課程の特徴などについて発表し、その評価を行う。
第10回教育課程の発表編成した教育課程の特徴などについて発表し、その評価を行う。
第11回商業教育と人間形成商業高校において商業教育を通じて育成したい生徒像について考察する。
第12回商業教育と特別活動商業高校における特別活動の指導について考察する。
第13回商業教育と生徒指導・進路指導商業高校における生徒指導や進路指導の在り方について考察する。
第14回理解度の確認要点のまとめ
第15回まとめまとめ
授業形式  講義形式を中心に討議形式も取り入れ、必要に応じて個別指導を行う。また、模擬授業や課題発表も行う。
評価方法
定期試験 レポート 小テスト 講義態度
(出席)
その他 合計
0% 15% 70% 15% 0% 100%
テキスト 岡田修二他著『教職必修 最新商業科教育法 新訂版』実教出版、2200円.
文部科学省『高等学校学習指導要領解説 商業編』実教出版、482円.
参考文献 文部科学省『高等学校学習指導要領』東山書房.588円.
オフィスアワー(授業相談) 授業内で配布した指定アドレスに連絡してください。回答は次回の授業後とします。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ  作成した学習指導案をもとにした模擬授業の実施の他、教育課程の編成作業などを行い、教師としての資質と能力を養っていきます。授業計画表に記載されている項目についてテキストを利用して予習するなど、積極的・主体的な学習態度が大切です。また、商業科教育法Ⅰの学習内容を踏まえて商業科教育法Ⅱの授業を行います。