回 | 項目 | 内容 |
第1回 | 教育相談とは何か | 本講義のガイダンスとともに教員による学校での教育相談についての基本的知識を学ぶ。
【準備学習】教育相談という言葉について調べておくこと。 |
第2回 | 傾聴演習の準備 | カウンセリングは教育相談の主要な技法である。その重要な部分である傾聴演習の予備的な体験学習を行い、聞くことに集中する準備をする。
【準備学習】聞くことに集中する準備をしておくこと。 |
第3回 | カウンセリングの基礎①受容的傾聴 | カウンセラーの三条件のなかの受容的傾聴について体験学習を行いながら学ぶ。
【準備学習】二人組になって演習を行うため、誰と組んでも照れずに実習に取り組む心構えをしておくこと。 |
第4回 | カウンセリングの基礎②共感的理解 | カウンセラーの三条件のなかの共感的理解について体験学習を行いながら学ぶ。
【準備学習】気持ちをわかってもらえた・受け入れてもらえた体験、およびわかってもらえなかった・疎外感を感じた体験を思い出して応答できるようにしておくこと。 |
第5回 | カウンセリングの基礎③自己一致 | カウンセラーの三条件のなかの自己一致について体験学習を行いながら学ぶ。
【準備学習】今、この場であなたは何を感じていますか?考えていますか?という問いかけに応答できるようにしておくこと。 |
第6回 | 心の発達段階における思春期 | 心の発達において思春期とはどのような時期でどのような問題が起こりやすいか学ぶ。
【準備学習】自分が中学・高校生だった時、どのようなことに不満や悩みを持っていたか応答できるようにしておくこと。 |
第7回 | 発達障害についての基礎知識①知的能力発達遅滞と学習障害 | 知能発達遅滞と学習障害についてその違いと特徴を説明し、学校での指導例を学ぶ。
【準備学習】学業成績が振るわない生徒はどのような問題を持っていると思うか、現時点の知識で応答・記述できるようにしておくこと。 |
第8回 | 発達障害についての基礎知識②ADHD・ADD | 注意欠陥・多動の問題について特徴と学校での指導例について学ぶ。
【準備学習】身の回りにいた「落ち着きがない人」「ぼんやりした人」を思い出し、一緒にいてどのような気分になったか、どうふるまって欲しいと思ったかを応答できるようにしておくこと。 |
第9回 | 発達障害についての基礎知識③広汎性発達障害 | 広汎性発達障害について特徴と学校での指導例について学ぶ。
【準備学習】身の回りにいた「空気を読めない人」「私の気持ちをわかってくれなかった人」などについて思い出し、一緒にいてどういう気分になったか、その人にどうしてほしいと思ったかを応答できるようにしておくこと。 |
第10回 | 自己主張①伝わる伝え方 | 自分の意志や要望を伝えることと、強引さとは異なるものである。爽やかに自己主張する方法について学ぶ。
【準備学習】自己主張できなくて後悔した場面を思い出して記述できるようにしておくこと。または自己主張するのが不安な場面をいくつか考えておくこと。 |
第11回 | 自己主張②批判されたらどうするか | 批判をどう受け止めどう対処するかを学ぶ。
【準備学習】自分の意見や好みを否定された時どのように感じたか、どのように発言・行動したかを過去の生活から思い出してまとめておくこと。 |
第12回 | ストレスマネジメント①ストレス発生機序を知る | ストレス反応が起こる仕組みや対処行動について学ぶ。
【準備学習】自分がストレスを感じていることを整理しておくこと。 |
第13回 | ストレスマネジメント②ストレスとうまくやっていく | 自分なりのストレスマネジメント法を作る方法をいくつか学ぶ。
【準備学習】自分の平均的な一日の過ごし方を記述できるよう整理しておくこと。 |
第14回 | 理解度の確認 | これまでの要点のまとめ |
第15回 | まとめ | まとめ |