回 | 項目 | 内容 |
第1回 | 教育相談(教育カウンセリング)とは何か:その定義と生い立ち | なぜ教育カウンセリングを学ぶ必要があるのか理解する。
ここではカウンセリングとは何か、教育相談(教育カウンセリング)の定義、発展の歴史、理論的背景について理解する。 |
第2回 | 発達的視点から問題を捉える(1):教育としてのカウンセリング | 生徒とその抱える問題を理解していく時、その状況だけでなく、発達的視点で見ていくことの大切さを理解する。すなわち、生徒を「育てる」と言う教育的視点からのかかわりを考える。
思春期までの発達の概要と課題について理解する。 |
第3回 | 発達的視点から問題を捉える(2):自分とは何かを求めて | 思春期 から青年期後期における発達課題を理解する。
生徒の発達に伴い、どのような発達課題が浮上してくるのか理解する。 |
第4回 | 生徒の抱える問題:修学上の問題 | 学習に対して「やる気」がもてる/「やる気」がわかないとはどのようなことなのだろうか。修学上の問題の中で、とくに学習に対する動機付けについて理解する。 |
第5回 | 生徒相談の基礎:どのように面接を始めるのか | カウンセリングの理論を学ぶことにより、教育場面でのコミュニケーションの基礎的な方法について理解する。 |
第6回 | 生徒の話を聞く:傾聴の技法(1) | 演習形式を交え、「質問」「うなずく」「くり返し」などの技法について理解し確認する。 |
第7回 | 生徒の話を聞く:傾聴の技法(2) | 演習形式を交え、生徒の話を聞きながらメモをとり、「要約」することの大切さを理解し確認する。
生徒の問題を把握することの重要さを理解する。 |
第8回 | 生徒の気持ちを理解することとは:欲求・感情・価値 | 演習形式を交え、生徒の「気持ち」、すなわち「欲求」「感情」「価値」について、体系的な理解を行う。
生徒の気持ちを「明細化」して聞いていくこと、生徒の気持ちを「感情の反映」などで確認していくことの大切さを理解し確認する。
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第9回 | 生徒の気持ちを理解することとは:フラストレーションと葛藤 | 演習形式を交え、辛さ、悩みなど、生徒の抱えるフラストレーション(欲求不満)や葛藤を、生徒との話し合いの中でどのように理解し、それに対応していくかを学び確認する。 |
第10回 | 生徒の問題にどのように関わっていくのか: | 問題の解決を目指し、また生徒の成長を目指した相談において、どのように生徒とその問題に関わっていくのか理解する。 |
第11回 | 生徒との関係性について | 教育相談における生徒との関係性のあり方はどのようなものであるのか理解する。 |
第12回 | 教育現場における相談活動の特色と課題 | 教育現場での相談活動のあり方について理解する。とくに教育の現場で展開される相談活動の特徴について理解する |
第13回 | 教育現場における相談活動の方法 | 学校という環境の中で、教師と生徒という立場から相談活動を展開していく方法について理解する。 |
第14回 | 理解度の確認 | 要点の確認 |
第15回 | まとめ | まとめ |